暑い夏はゆるふわなまとめ髪にしたいけど、いまいちピンの使い方がわからない、というお悩みをよく聞きます。アメピンだと、せっかくのふんわりヘアが台無しになっちゃうし、ならばUピンがいいのだろうけど、そもそも使ったことがない……。そんな人のために、ヘアメイクアップアーティストの高松由佳さんに「Uピンを使った崩れないまとめ髪」の作り方を教えてもらいました。
写真・大嶋千尋 ヘアメイク・高松由佳 文・三谷真美 モデル・布川桃花
崩れないまとめ髪の作り方とは?
男性ウケも女友だちからもかわいいと言われるのは「ゆるふわなまとめ髪」。そこで、Uピンを使って、ふんわり感を失わずにとめるテクをマスターしましょう。
Uピンの基本の使い方
ただ差し込むだけではUピンが取れやすいから、一度外側へ向かって差し込み、クルッと返すのが、崩れにくくなるポイントです。
1:おだんご側から頭皮側に向かってUピンを斜めに差し込みます。
※わかりやすいように青色のUピンを使用しています。
2:Uピンをクルッと返して、おだんご側へ向きを変えます。
3:あとはUピンをおだんご側へ向かって差し込むだけ。これで地肌側の毛とおだんごがしっかりと固定されます。
もっとふんわりヘアにしたいなら!
おだんごの毛束は、地肌に向かって「なみ縫い」するようにとめると、表面のふんわり感を残したまま、とめることができます。
1:とめたい毛束をUピンですくい、少し差し込みます。
2:Uピンを横に傾けてまた少し差し込みます。
3:1〜2を繰り返し、なみ縫いするように少しずつUピンを差し込んでいきます。
剛毛でとまらないなら…
「長時間でも崩れない」「しっかりとめたい」場合や、剛毛の人は、Uピンの片側を折り曲げて使いましょう。
写真左のように、Uピンの先端を曲げることでピンがしっかりと髪にくい込むから、取れにくくなります。まずは片方だけ折ってみて、それでもとまらない場合は両側を折る。片方だけでもかなり取れにくくなるから、外す時は無理に引っ張らないように注意してくださいね。
ふんわり感を残す「崩れないまとめ髪」はUピンで作ろう
Uピンを差し込む向きに変化をつけることで、ふんわり感を出しつつ、崩れにくくすることができます。人気の高い「ゆるふわヘア」を作るために、Uピンを使いこなしましょう。
ヘアメイクアップアーティスト 高松由佳さん。
山本浩未さんに師事。anan本誌を初めとする数々の美容・ファッション誌にて活躍。なりたい自分になるメイクを紹介した『メイク大全』を監修(2018年3月、成美堂出版より発売)。
モデル
布川桃花さん