「なんで〇〇なの?」「〇〇なのって、どうして?」
じつはこれ、男性が女性から言われすぎるとうんざりする言葉なんです。
聞きすぎてしまうと、「可愛くない」「話す気なくなる」と心を閉ざしてしまう男性もちらほら。
どういう状況だと、女性は「なんで?」と言ってしまうことが多いのか。
次のページから詳しく見ていきましょう。
「なんで無駄遣いばかりするの?」
「彼女に『結婚する気があるって言うくせになんで無駄遣いばかりなの?』って怒られました。『実家住みなら年200万は貯めてほしい。生きていくうえで最低限のお金以外使わないで!』って。結婚しても一生一緒にいられるか、ちょっとわかんなくなりました」(28歳/男性)
結婚を考えるような年齢で貯金できる環境があるのに、無駄遣いが多い。
これでは結婚を考える女性として、不安になるのもわかります。
でも責めるような言い方やお金の使い道を指図するような言い方は、彼に反発されるだけ。
またこの彼は、100万円程度の貯金はあるのに「半年分の生活費以下の金額は貯金のうちに入らない」という彼女のマイルールで攻撃されたのも不満だそう。
このままでは、価値観が違うと思われてしまうかもしれません。
「私の分がないのはなんで?」
「外回り中に、フルーツサンドの有名店を見つけたので買いました。家に帰ったら彼女も来ていて、人気のフルーツサンドを見て『私の分はないの?なんで?』って。来るなんて知らなかったし、なんでこんな言われ方しなきゃならないんだろうって思いました」(27歳/男性)
おいしいものをシェアする気がない、私に思いやりがない。
という気持ちもわからなくはないですが、伝え方にも問題があります。
彼が自分のことを思い出してくれず悲しかったとしても、これでは厚かましいと受け取られます。
「してもらって当然」と受け取られるような言い方は避けましょう。
「なんでいつも飲み会ばっかりなの?」
「友だちとの飲み会も会社の会食もまとめて『飲み会』って言ってた自分もよくない。けど『なんでいつも飲み会ばっかりなの?』っていつもグチグチ言われます。なんなら最近は浮気を疑われているみたい。出張が多いことにまで文句が出始めたし、そろそろ限界かな」(29歳/男性)
「飲み会ばっかり!」という表現になってしまうと、攻撃的な空気だけが伝わってしまうこともあるでしょう。
彼も「何の権利があってそんなに口出しをするの?」と、不満を募らせてしまいます。
男性にやましいことがない場合、はじめから疑ってかかったり、行動を束縛するような言葉には気をつけて。
彼が日ごろ飲み会ばかりでも、「もっと会いたいからたまには私を優先して」「もし、合コンなどだったら心配」と、縛りつけるのではなく自分の気持ちをやわらかく伝えましょう。
不満があれば「こうしてほしい」と伝える
「なんで〇〇なの?」を、彼女のただの質問として受け取る男性は少数。
たいていは「また文句言ってる」と受け取られます。
男性も、どうすれば彼女が満足するのかこの問いだけではわかりません。
結果、言われただけで身構えたりいらいらしたりするのだそう。