劇的な暑さは落ち着いてきたものの「なんだかカラダがダルいなぁ~」と感じている方、結構多いのではないでしょうか。今回は夏の間に疲れたお肌とカラダをいやすのに最適な「炭酸入浴剤」をご紹介したいと思います。
360.life編集部/Test by LDK the Beauty編集部
炭酸入浴剤が美肌にいいって本当なの?
効きすぎのクーラーや冷たい飲み物などのせいで、夏はカラダが冷えがち。最近、何だか顔色がくすんでいるな……と感じたら、“冷え”が原因のひとつかもしれませんよ。
この“冷え”をカンタンに解消する方法のひとつに「炭酸入浴剤入りのお風呂」があります。
血管には血液や酵素以外にも老廃物や栄養、免疫物質などが流れています。カラダが冷えたままだと血流が悪くなって老廃物がたまる一方です。
でもお風呂につかって血流を改善すれば、この老廃物を押し流すことができます。
炭酸ガスには血管の拡張をサポートする効果があるので、炭酸入浴剤入りのお風呂につかることでカラダの代謝がよくなります。……という訳で、冷えの改善や美肌を目指すなら「炭酸入浴剤入りのお風呂」が一番の近道なんです。
ちなみに、炭酸入浴剤の気泡が完全になくなってしまっても効果は持続するのでご心配なく。お湯に溶けた炭酸ガスによって血行がよくなります。
ただし、効果が続くからといって長風呂をするのはよくないのでご注意を!
入浴効果を高めたいなら温度と時間をチェック!
お湯の温度や浸かる時間によって、カラダへの効果に違いが出るということはご存知でしょうか?
【オススメの入浴方法】
・冷え性さんは…38℃で20~30分
・免疫力UPを目指すなら…41℃で10分
冷え症の方はぬるめのお風呂にゆっくり浸かってください。こうすることでカラダの芯から温まります。
免疫力を高めたい方には、ちょっと熱めのお風呂に10分ほど浸かる方法をオススメします。
体温が上がることで「ヒートショックプロテイン(HSP)」というタンパク質が増えて免疫力がUPすると言われています。このHSPは3日ほど効果が持続するので、熱めのお風呂に入る方法は週2回くらい行うのがベストです。
比較テストで炭酸入浴剤のオススメ品を見つけました
一言に「炭酸入浴剤」といってもいろいろなものがあるので、どれが効果的なのか分かりづらいですよね。
そこで今回は代謝UPや美容効果が期待できる炭酸入浴剤を探すべく、人気の高い12製品を集めて比較テストを行いました。今回はその中からオススメの5製品をご紹介したいと思います。
検証方法はコチラ
足湯用のバケツに入浴剤を適量入れて検証しました。入浴前、10分間入浴した直後、出てから10分後の肌温度を測定し、素の状態からの温度上昇とキープ力をチェックしました。
BARTHは美容効果も期待できる実力派!
Amazonや口コミなどでも人気の「BARTH」。今回の検証でも高評価となりました!
BARTH
BARTH 入浴剤 (9錠入り)
実勢価格:972円
気泡が小さめでシュワシュワ感は弱いものの、持続性があります。お湯の色は無色透明。匂いも特にしないので誰でも気軽に使えそう。コスパは特別にいいという訳ではありませんが、効果を考えれば買う価値ありです!
肌温度は5℃もUPしました。キープ力はまぁまぁといった感じですが、十分に合格ラインです。検証中、「BARTH」は足湯にも関わらずカラダ全体がじんわり汗ばんでぽかぽかに。お肌もしっとりスベスベになりました。
オススメの炭酸入浴剤、ほか4製品の評価は以下の通りです。
コスパ最高!スッキリしたいときは「温泡」
アース製薬「温泡」は“摘みたてレモン”や”皮ごとレモン”など4種類の香りが3つずつ入っています。
アース製薬
温泡
さっぱり炭酸湯こだわりレモン(12錠入り)
実勢価格 : 484円
メントールが配合されていて、清涼感があります。お湯の色は爽やかなレモンイエローで匂いもスッキリしています。4種類の香りが入っているのでその日の気分で選べます。1回40円なのでコスパはかなり高め!
肌温度は4℃上昇。ポカポカ感はなかなかでした。でもキープ力はあまりないので、忙しいときやサッと入浴したいときにオススメです。