家の中がきちんと片付いていると、気分まですっきり晴れやかになりませんか。キッチン、リビング、家中のあらゆる場所を美しく整頓することで見た目美しく、出し入れもスムーズになって一石二鳥です。今回は暮らしが快適になる収納実例をご紹介するので、片付けのヒントにしてみてくださいね。
モノがなかなか捨てられない
いざ部屋を片付けようと思ってもモノで溢れかえっていて、どこから手をつければいいか分からない……。しかも、身の回りのものは日々増え続けるのになかなか捨てられない……。こういったお悩みをお持ちの方も多いはず。ちょっとしたコツやアイデア次第で、美しい収納は実現できるんです。
「デッドスペース」に収納をつくる
お手製クローゼットをつくる
収納が少ないで狭い賃貸マンションでも、アイデアと工夫次第で収納スペースを作ることは可能です。整理収納アドバイザーのOURHOME Emiさん宅では、リビングの一角を利用したお手製クローゼットが。使用するアイテムはスチールラック、突っ張り棒、オーダーカーテンだけ。収納するアイテムはサイズや色、デザインの揃ったボックスにしまうことで、より美しくまとまりますね。
収納スペース付きのデスクをつくる
こちらはお子さんと3人暮らしというKatsuraさんのお部屋。ご夫婦そろって在宅ワークをすることもあるらしく、お互い作業に集中できるようなレイアウトに。デスクはIKEAの収納棚に板を渡したもので、デスク下は無印良品のパルプボードボックスを並べた収納スペース。非常に収納力が高く、デスク上で使用しないものはすべてここに。
壁面一面に収納棚をつくる
テレビ周り一面に無印良品のスタッキングシェルフを並べて、天井の高さまでの大容量の収納を作っているという林さん夫妻のお部屋。無印良品の同デザインでぴったりと収まるサイズの収納ボックスをうまく当てはめて、「隠す」部分と「見せる」収納のバランスをうまく調整しているそう。
壁面を活用した見せる収納
デザイナー、ミュージシャン、アパレルグッズの販売など、多方面でご活躍中の新井リオさん宅は、高い天井にロフト付きの「ザ・デザイナーズ」なワンルーム。収納スペースが一切ないというこちらのお部屋では、賃貸でも取り付け可能な「壁美人」の棚やフックを活用して、壁一面に数多くのアイテムをディスプレイ。どれも新井さんの世界観が伝わるものばかりで、「飾れないものは買わない」というのがルールなんだそうです。
収納ボックスは規格を揃えるのがポイント
便利な収納ボックスやバスケットは単なる物入れとしてだけではなく、おしゃれなインテリアとしても活躍します。そこで、収納ボックスを選ぶ際には、規格を揃えるのがおすすめですよ。積み重ねても美しくまとまり、空間を効率よく使うことにも繋がります。
なかでもおすすめなのが、写真にある無印良品の「やわらかポリエチレンケース」。水や汚れもサッと拭き取ることができる丈夫な素材で、部屋中のどこに置いても馴染むシンプルデザインも魅力のひとつですよね。
サイズは大・中・小と深型などがあり、各スペースに合わせてぴったりと収納できるのが嬉しいポイント。同じく無印良品の「スタッキングシェルフ」などの収納棚とも組み合わせることができるので便利ですね。また、別売でフタも販売されているので、日用品や食品のストックをしっかりホコリから守って収納することもできますよ。
優秀アイテムを活用して部屋中すっきり収納
すっきりとした空間づくりのヒントになる収納アイデア実例をご紹介しました。
収納スペースがないのであれば、自らで作ればいい。
ちょっとしたコツやアイデアを取り入れることで、より快適な暮らしを送ることができる。さっそく実践してみませんか。
photo / goodroom
新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal