人気のナチュラルインテリア。それに、光や風を感じられるリゾートのような雰囲気を添えられると、よりゆったりとくつろげそうではありませんか?今回は、そんな居心地のよい空間を実現している方の部屋から、ナチュラルリゾートインテリア作りのコツを探ってみます。
日当たりのよい1Kを大人っぽいリゾート風インテリアに
こちらは、都内のデザイナーズマンションで一人暮らしをするキロクさんの部屋。独立洗面台など水まわりの設備が整っているほか、家具の置き方が限定されない正方形の居室も気に入って入居したそう。3つの窓があり日当たりのよい7.3畳ほどの1Kを、ナチュラルかつリゾートのような雰囲気にまとめられています。
ポイント1:色数を抑えて落ち着いた雰囲気に
リゾートのような感じもありながら、とても落ち着ける空間になっているのは、部屋で使われているものの色味がまとまっているから。
「本当は柄物も好きだけれど、そこは抑えて色を統一するようにしています」とのことで、ベッドやテレビボードなどに選ばれているのは明るめの色の木製家具。床や扉の色味と一致していて、よく馴染んでいます。
ベッドリネンやテーブルクロスといったファブリックのカラーは、ホワイトやキナリ、淡いベージュ。そのおかげで、部屋の自然な明るさを活かした柔らかい雰囲気ができています。ラグもその色合いですが、毛足の長いものを選んでいることでリッチな印象を感じさせます。
ポイント2:植物でリゾート感をアップ
部屋のアクセントとなっているのは、カラフルな雑貨などではなく植物やドライフラワーです。
大きな窓の前の最も明るい場所が、観葉植物たちの特等席。南国を連想させるような葉の植物を置くことでリゾート感が増しています。
部屋の真ん中の照明にも植物を吊るしてあるのがおしゃれ。こんなふうに植物を飾りたいと、あえて余白のあるスポットライトを選んだそうのだそう。まるでホテルやカフェの一角のようで、ちょっとした非日常感がありますね。
デスクの上や壁面にはドライフラワーを。シックな色合いが、部屋全体のソフトな空気感にマッチしています。
ポイント3: 居室以外にも温かみが感じられるコーナーを作る
メインの居室以外にも、真似したくなるアイデアがありました。
シンプルなキッチンには引っ掛けられる棚や、木箱を置いて使いやすくしてあります。
FrancFrancで購入したというマグ型の調味料ケースが、木箱に合っていてかわいらしいですよね。コテージのキッチンのような温かみのある雰囲気で、料理も楽しくなりそうです。
お手洗いにもドライフラワーが飾ってあります。入ったときに眺めると、ちょっとほっこりできそう。こうした場所までディスプレイができていると、丁寧な暮らしぶりが伝わってきて素敵ですよね。
ポイントを押さえてリラックスできる部屋作りを
色味がそろった木製家具やファブリックで統一感をもたせ、観葉植物やドライフラワーを添えれば、こんなリラックスできる空間ができるのですね。参考にして、リゾート感のあるナチュラルなインテリアを作ってみてはいかがでしょうか?
新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal