撮影/イマキイレカオリ
お腹にストレスのかからないマタニティパジャマは、快適な妊娠&出産時期を過ごすためのマストアイテムのひとつです。そもそもマタニティパジャマって?という方は、コチラに詳しく解説しているのでチェックしてみてください。夏の妊婦さんは暑さ対策はもちろん、冷房による冷えにも気をつけて選ぶことが必要。そこで夏のマタニティパジャマを選ぶ時におさえておくべきポイントや、着ていて気分が上がるアイテムを紹介します。
夏用マタニティパジャマの選び方は?
●コットンなどの天然素材がベター
気温だけでなく妊娠中の身体の変化で体温が高くなり、ただでさえ暑い夏をさらに暑いと感じやすくなることに。発汗もしやすくなるので、パジャマの素材は吸汗速乾性が高く、肌あたりのいいオーガニックコットンなどの天然素材のものがおすすめ。産後も、ホルモンバランスの急激な変化によって、体温は高めで、発汗しやすい状態がしばらく続くため、長く使えて重宝するはずです。また、授乳などで抱っこすることが多くなるので、赤ちゃんの肌が触れても肌にやさしい素材を選んでおくと安心できます。
●自分が快適に過ごせる袖丈選びを
妊娠中の就寝時から使い始め、出産のための入院時、退院後体が戻るまでの長い期間使うことを見越して、袖丈を選ぶといいでしょう。普段から暑がりなら半袖、冷房に弱いなら長袖、など自分の好みに合わせて問題ありません。
●授乳口で選ぶ
産後も着ることを考えて、授乳しやすいデザインのマタニティパジャマを選ぶのがおすすめ。なかでも授乳時にボタンをはずすことなく、スムーズに授乳できるように考えられた赤ちゃんをかぶせるタイプの授乳口付きが◎。両サイドの脇下から縦に付いているものや、上下のスリットタイプがあり、授乳口だとは気づかないデザインの一部として溶け込んでいるものばかり。産後すぐは頻繁に授乳する場合が多いので、手間を省けるのは授乳ストレスの軽減につながるはず。
●前開きかどうか
入院中の診察や着替え、産後すぐの処置などがスムーズに行えるよう、産院からも勧められることもあるほど、前開きタイプのマタニティパジャマは重宝します。胸元の部分だけ開ければ授乳もできるため、産後も便利な一枚として活躍してくれます。
●ウエストが調整できるかどうか
マタニティパジャマは臨月の一番大きくなる時期はもちろん、徐々に小さくなる産後も着るため、ウエストのサイズが大きく変化しても着ることができるものがベスト。ひもやボタンホール付きのゴムなどで、体型の変化に合わせてお腹に圧迫感を感じずちょうどいいサイズに調節できるものがおすすめです。特に夏場は、お腹まわりが暑くて蒸れてしまうことも。体にフィットするものよりも、ゆったり余裕があるものを選ぶのがおすすめです。
●サイズは普段のサイズのままでOK
妊娠しておなかが大きくなってきたから、とマタニティパジャマを普段のサイズから変える必要はありません。たとえば、妊娠前にMサイズだった人なら、マタニティパジャマもMサイズのままでOKです。
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マタニティパジャマを代用するなら?
女性ものより大きめに作られているメンズパジャマや普段より大きなサイズのパジャマをマタニティ用として選ぶのもおすすめです。ボトムスだけをマタニティ用のレギンスやパジャマにすると、お腹を圧迫せずすっぽり覆ってくれてより快適に過ごせそうです。
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夏用のおすすめマタニティパジャマ15選
無印良品
オーガニックコットンのダブルガーゼを使用し、通気性が良くふんわりとした肌ざわり。さらに脇の縫い目もないため肌あたりも抜群。大きくなるお腹周りに優しくフィットするレギンス付き。脇に縫い目のない 二重ガーゼ 長袖パジャマ マタニティM~L・ピンク×チェック¥5,990(無印良品)