お盆には、実家のご家族やご親戚に会う予定がある方もいるのではないでしょうか?そんなときに持っていきたいのが、気の利いた手土産。今回は、年間なんと330個以上もの和菓子を味わい、その魅力をSNSに綴っているaiko.0213さんから、東京の名店で購入できるおすすめのお菓子6種を教えていただきました。
ゆるめのあんとしっとり感が新鮮な「どらやき」
同じ芝神明 榮太棲では、どら焼きもおすすめだそう。
ゆるめのあんを寒天で固め、皮に挟んであり、あんの水分が皮に少し浸透するほどしっとり。ほかとは一味違う、懐かしくも新しさを感じさせる個性的などらやきなのだとか。
「ふんわりとした皮に押された、季節ごとに変わる焼印も可愛いです」
川面に映った花火大会の情景を表した「玉川」
最後のひとつは、「御菓子司 文銭堂本舗(ぶんせんどうほんぽ)」の「上生菓子 玉川」です。
新橋に本店を構える、昭和23年(1948年)創業の文銭堂本舗。素朴な最中や羊羹のほか、ケーキのように切り分けて食べる棹(さお)菓子、そして月ごとに変わる上生菓子などが豊富に揃います。
8月の上生菓子である玉川。錦玉の中にグラデーションが美しい練り切りの小石が浮かび、その間を羊羹でできた二尾の鮎が泳いでいます。
「川面に映った花火大会の彩りを表現しているそう。真夏の情景を思い起こさせる、涼やかなお菓子です」
大切な方に贈りたいとっておきの和菓子
気になるお菓子は見つかりましたか?
華やかな見た目や、素朴で品のある味わいの和菓子は、笑顔になれるひとときを届けてくれます。大切な方に、とっておきの一品を贈ってみてはいかがでしょうか。
photo / aiko.0213
aiko.0213
和菓子店巡りが趣味で、季節の和菓子を楽しむ一服の様子をInstagramに投稿2020年には43のお店に訪れ、335種類のお菓子を食べたという和菓子通です。季節の華やかな和菓子と器の色合わせの美しさにも注目。