猛暑が続き汗や皮脂の影響でメイクや日焼け止めが崩れ、1日に何度もメイク直しをしたり、日焼け止めを塗り直したりするシーンが増えています。
その影響かどうかは不明ですが、今年ある日焼け止めが高い人気を集め、店舗によっては店頭から消え"入手困難"という情報も。
今回は、その大人気の日焼け止めに注目し、その実力を徹底検証します。
人気の日焼け止め、ブランドもチェック!
今、大人気の日焼け止めは、&be(アンドビー)のUVミルク(30g/1980円)という商品。4月に発売されると同時に完売情報が目立ち、8月11日現在、公式通販サイトでは1人1個までの購入制限があるアイテムです。
&beは、多くの女優やモデルからの指名が絶えないメイクアップアーティストの河北裕介氏がプロデュースされているブランドです。筆者自身河北メイクのファンで、アイブロウアイテムやリップなど複数のアイテムを所持していますが、どれも期待を裏切ることのない素晴らしい商品ばかりだと感じています。
&beの魅力はなんといってもテクニックを必要とせずその人の素の美しさと色気を引き出すメイクが完成する商品が揃っているところにあると感じています。
また、肌への優しさにもこだわって作られているので、肌のコンディションがイマイチな時も、敏感肌の方も安心して使いやすく、使うシーンを選ばないというのも長所のひとつと言えます。
大人気のUVミルクですが、文字通り乳液状の日焼け止めで化粧下地として使うこともできます。紫外線防止効果もSPF50/PA++++と高く、ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)です。
ノンケミカル処方の日焼け止めの中にはきしみや白浮きが気になるものもありますが、UVミルクはみずみずしい使い心地で伸びもよくそのような不満は一切ありません。
香りについても日焼け止め特有の嫌な香りはせず、柑橘系の爽やかな香りがするので使い心地はとてもいいです。
また、保湿力も高く、通常の日焼け止めよりも艶やかな仕上がりになるうえ、トーンアップ効果もあるので美肌効果は高めです。
ただ、筆者の場合乾燥肌なのでツヤがテカリに見えてしまう心配はありませんが、テカリやすい方が使用した場合はどうなのかという疑問が残ります。この辺りは実際に使用してみなければ肌との相性についてはジャッジできないと言えます。
紫外線防止効果 ★★★★★
美肌効果 ★★★★☆
テカリやすさ 不明
のび ★★★★★
白くなりにくい ★★★★★
きしみにくさ ★★★★★
香り ★★★★★
このほか、石鹸で落とすことができること、今流行のアンチポリューションでPM2.5や花粉、排気ガスなどの環境ストレスから肌を守る効果も期待できることなどは付け加えておきます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
トーンアップ効果、色も比べてみた
UVミルクはスタンダードとナチュラルベージュの2色展開です。スタンダードは乳白色で色白の方から一般的な肌色の方に適したカラーです。白浮きせずにトーンアップし、くすみを払拭してくれます。
一方ナチュラルベージュは一般的な肌色の方から少し日焼けした肌になじむベージュ色。BBクリーム感覚で使うことができます。
上の画像は手の甲を三等分し、左にナチュラルベージュ、中央にスタンダードにそれぞれ塗り、右には何も塗らない状態で撮影したものです。ナチュラルベージュの自然な仕上がり具合とスタンダードの発光するようなツヤ感と際立つトーンアップ効果については画像からも確認できるところです。
こういった特徴を踏まえて好みの仕上がりや肌色に応じて商品を選ぶことができるというのはいちユーザーとしても大きな魅力を感じています。ただ欲を言えば、標準色よりも明るい肌色の筆者としてはベージュのもっと明るめの色も展開して欲しいと切に願います。
色展開 ★★★★☆
結論
2000円以下というお求めやすい価格でありながらも仕上がりの美しさといい、紫外線防止効果の高さといい、使い心地の良さといい非常にコスパのいい商品だと言えます。
日焼け止めは朝塗ってそのままでいいというものではなく、こまめな塗り直しも必要となります。そのため高い商品をケチケチ使用するよりはお求め安い価格のものを規定量使用し、こまめに塗り直した方がいいという側面もあります。
また、化粧下地として使えるものを選べば一度に使用するアイテムを減らすことができ時短にもなります。そういう意味でもおすすめの商品と言えます。