出産祝い「贈る側」が知っておきたいこと
出産祝いのメッセージでの注意点
-NGワード
一般的に不吉な言葉がNGなことは言わずもがなだけれど、つい聞いてしまいがちなのが“母乳”や“出生体重”に関連するデリケートな部分。とくに母乳は思うように出ずにナーバスになってしまうママも多いので、相手が話題にしないのであれば深掘りは禁物。赤ちゃんについて「心配だね」などの不安を煽るようなこともNGです。とにかく誕生を喜ぶ、可愛い赤ちゃんと頑張ったママを褒めることに徹して。
-贈る相手との関係性にあったマナー
もし贈る相手が職場関係の方で、職場復帰をすることが決まっているのであれば「復帰を心待ちにしています」と添えると、復帰への不安を和らげてあげられるはず。また、どんなに古くからの仲が良い友人が相手でも、お祝いごとではマナーの尊重を。
2人目以降の出産祝いはどうしたら?
-2人目以降の出産祝いの注意点
基本的には、1人目のお祝いのときと差がつかないような内容を贈るのがマナー。お下がりばかりになりがちだからこそ、新しいお洋服を貰えると嬉しいという声も。1人目のものはくたびれている可能性がある服やスタイ、消耗品、きょうだいおそろいのアイテムもおすすめです。
-2人目の出産祝いの金額相場は?
何人目の誕生でも、お祝いの金額相場は変わりません。1人目より金額が低いのも、逆に高額になるのも基本的にNG。ただし相手の関係性によって相場も変わるため、周りと相談して相場を決めておくのも◎。
双子ちゃんへの出産祝い
-注意点
ベビー服や小さなおもちゃなど、2人で共有できないものはそれぞれに用意するのがマナー。ベビーのうちは好きな色を取り合うこともないので、色違いなどで選んでも良さそうです。ママに使ってもらうアイテムや2人一緒に遊べるおもちゃなどはひとつでOK。
-価格相場
金額の相場は、友人の場合は1人の赤ちゃんの時と同じ〜1.5倍程度、家族や近しい親族であればが2倍程度が相場の様子。ただし、もしすでにこちらが2回以上の出産でそれぞれお祝いをいただいているのであれば、2人分贈りたいところ。
出産祝い「もらった側」が知っておきたいこと
お返しの注意点
-金額相場
出産内祝いのお返しの相場は“半返し”、つまりいただいたお祝いの半分ほどを目安にするのが基本。なお5万円以上の場合は1/3程度でも問題ないそう。正直使わなかったな〜というものをいただいた場合でも、きちんと相場通りのお返しを。逆にいただいた金額を越してしまうと失礼にあたるので要注意です。
-贈る内容
お菓子やフードなどその後の使い道に困らせないような消えものがおすすめかつセオリー。そして、ここで気をつけたいのが、何を選んでもお礼のカードと「内祝」の熨斗を添えること。せっかく素敵なものを選んだのに、それがないと失礼ととられてしまうこともあるので気をつけて。
-贈るタイミング
お祝いをいただいてから1カ月、遅くとも2カ月以内に贈るのが鉄則。それ以上遅くなるのは失礼になるので要注意!本来は手渡しがマナーだそうですが、このご時世とママの負担も考えて最近では配送も一般的に。