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おしゃれ&コスパ良し♡自分で作る大人の革小物特集

芸術の秋は、モノ作りしたくなりませんか?今回は、初心者の人でも挑戦しやすい革小物のキットを、東急ハンズ新宿店「世界にひとつだけの商店」の熊谷さんと一緒に作ってみました。特別な道具やスキルは必要なく作れるので、みなさんもぜひ挑戦してみてください。

「世界にひとつだけの商店」店主に聞く革小物の作り方

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革小物を作ってみたいけれど、初心者の私でも作れるものなんてあるのかな…。そんな気持ちでやってきた東急ハンズ新宿店。対応してくださったのは熊谷さんです。新宿店には、ある趣味や分野に詳しいスタッフが、得意分野ごとの商店を開く「Hi!Tenshu」という特設コーナーが設置されています。そのコーナーのひとつ、「世界にひとつだけの商店」の店主を務めるのが熊谷さんなのです。
前回、熊谷さんに初心者向けの革小物キットをいくつかおすすめしてもらったので、今回はその中のひとつを実際に作ってみました。

簡単な革小物キットと、必要な道具をそろえよう

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作ってみるのは、カット済みの革と金属パーツがセットになった「STYLE LEATHER CRAFT」の「IDケース」(1,400円/税別)。手持ちの手芸用の針と糸で作れるという、初めての方でも挑戦しやすいキットです。集中して取り掛かれば、1時間程度で作れるそう。
今回は、最後に革への刻印も入れてみたいと思います。

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キットの内容は、縫う場所にあらかじめ穴を開けた革パーツが5枚と、ストラップを通すためのDカンがひとつ。もちろん作り方の説明書もついていますよ。

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キットと別に用意するもので、必須なのは手芸用または革用の針と糸。
加えて、仕上げにあった方がよいアイテムが3つあります。紙やすりと、完成した小物の縁(コバ)の表面を滑らかにするワックス「トコノール」、それをなじませつつ革を磨き上げることができる「コーンスリッカー」です。これらは必須ではないのですが、「使うことで出来上がりのクオリティが全く違いますよ!」と熊谷さん。

まずは針と糸の準備を

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革は、並縫いで縫い進めていきます。
熊谷さんは、糸の両端に針をつけ、交互に縫っていくそう。「2本の針を使うので、両側からしっかりと引っ張って締めることができますよ(熊谷さん)」慣れない方は、1本の針でOK。作り方も1本でのやり方でご紹介します。ちなみに、糸の長さは、縫いたい部分の長さの4倍ほどを用意すれば、途中でたりなくなってしまうことありません。

作り方1 ポケットパーツに飾りステッチをする

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それでは実際に革を縫い始めましょう。まずは真ん中に四角い窓がある革に飾りステッチをしていきます。

もともとの革に、縫い目の穴があるので、その一番端の穴に裏側から針で糸を通し、隣の穴に順に通していく並縫いをします。玉結びはせずに縫っていくため、最初の穴から糸が抜けてしまわないよう、5cmほどは残しておくようにしにしてください。一辺を端まで縫えたら、折り返して同じように並縫いをし、革の裏と表両方に糸が隙間なく通っている状態にします。

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折り返した方も端まで縫うことができたら、最後は裏側に糸を出し、最初に残しておいた糸と結んでコブを作り、余った糸をはさみで切り落とします。

作り方2 すべてのパーツを合わせて縫う

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次は、すべてのパーツを重ねて縫います。この時点でもう完成の姿が見えてきました!

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パーツを重ねるときには、細い両面テープで貼り合わせておくとパーツがずれません。
「説明書には、ゴムのりで仮止めするよう書いてありますが、乾くのを待つ必要がない両面テープがおすすめですよ(熊谷さん)」
また、貼り合わせるときは、各パーツがずれないよう角を決めた一ヵ所に針を刺すと穴がぴったりと合い、きれいに接着することができます。このとき、小さな耳とDカンのパーツも忘れずに取り付けましょう。

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あとは、飾りステッチと同じように並縫いで周りを縫っていくだけです。
3~4枚ほど革パーツが重なり分厚くなりますが、穴が開いているので、それほど力を入れなくても縫うことができます。

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ぐるりと周りを縫い終わったら、通常は最後に糸を固結びするのですが、ここにも裏技が。固結びせずに糸を3~5mmほど残して切り、ライターなどであぶると小さな塊ができ、ほつれてこなくなるそう。

作り方3 コバ(縁)を磨いて整える

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縫い終えたら、もう一手間。コバ(縁)の部分の毛羽立ちを整えましょう。
やすりがけをして(写真1)、トコノールを指で塗り広げたら(写真2)、コーンスリッカーの溝を使って磨いていきます。これだけで縁に艶が出て、滑らかな仕上がりに。やるとやらないでは、できあがりのクオリティが全く違います。

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