山を眺めるのが好きで、以前から気になっていた山モチーフの箸置きを購入しました。食卓にもすっと馴染むやさしいデザインながらも、しっかりと箸を支えてくれる頼もしいアイテムです。
紹介してくれる人:まっちゃん
日本酒と料理のおいしい組み合わせを探すのが趣味なminneのディレクター。将来の夢は、庭付き一軒家で悠々自適に隠居すること。
地元の山「槍ヶ岳」がモチーフ
・yasuo watanabeさんの山の箸置き(雪)、山の箸置き(白)
minneのトップページに掲載されている「minne'sセレクト」にピックアップされていたのを見かけ、以来、ずっと気になっていたこちらの箸置き。父親が登山好き、わたし自身は登山は好きじゃないけれど山を眺めるのは好きなので、いつかほしいなと思ってました。作品ページの説明文を読んだら、地元の山「槍ヶ岳」がモデルであるとわかり、よりいっそう欲しくなりました。(どうりで見たことのあるフォルムだと思ったわけだ…!)
yasuo watanabeさん
山の箸置きは、西荻窪の山小屋バル「西荻ヒュッテ」さんのオープンに合わせて、「山をモチーフにした箸置きをつくってもらえませんか」と声をかけていただいたことがきっかけで誕生しました。山が好きな方々が集うお店だとうかがい、その風景にそっと馴染むような箸置きができればと思い、制作を始めました。試作を重ねる中で、槍ヶ岳の凛としたシルエットがとくに印象にのこり、いつしか多くの方に届けたいという思いが生まれ、今に至ります。
地元の山「槍ヶ岳」は父も好きでよく登っている山です。わたしは登ったことはないのですが、槍ヶ岳の季節の移り変わりや美しさが見事に表現されているなと感じました。
yasuo watanabeさん
山の箸置きをつくるときは、槍ヶ岳のもつ静けさや空気感を、小さな箸置きの中にどう映すかを大切にしています。とがった稜線や山の輪郭には、その山ならではの特徴があるので、形をそのまま写すのではなく、すこし簡略化しながらも魅力がちゃんと伝わるように、何度もかたちを見直しました。釉薬の色や質感も、落ち着いたトーンの中に自然の雰囲気が感じられるように、時間をかけて調整しています。食卓でふと目にしたときに、誰かの心の中にある山の記憶や旅の思い出と、やさしくつながるような存在になれたら嬉しいです。
父とわたしをつなぐもの
ということで、表情の違うふたつの箸置きを購入しました。ひとつは父へのプレゼントにしました。父は箸置きではなく、オブジェとして使っているそうです。
わたしは自宅でのんびり夕飯を食べるときに使っています。普段は箸置きを使わずぱっと食事を済ませてしまいますが、晩酌のときに使うことで「いつもよりおいしいご飯を楽しく食べてるぞ!」と実感することができています。ちょうど箸が安定する形になっているのも気に入っています。
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