こんにちは、無印良品の銀座店パトロールのため定期券まで買ってしまった、ヨムーノライター別当です。
先日、関東地方で震度5強を観測する強い地震がありました。改めて日頃の災害への備えの必要性を認識させられたこともあり、無印をパトロールしていても、ついつい防災グッズに目がいってしまいます。
無印は、いつものもしもシリーズとして、いざというときに備えるグッズを展開しています。今回紹介する「非常用トイレセット」もそのひとつ。
災害への備えとして食料や水を確保していても、意外と盲点なのがトイレ対策です。
日頃から家庭に常備しておきたい、そして非常用リュックにも入れておきたいトイレセットをご紹介します。
災害時のトイレ対策は必須!
これまでの震災時にも、特に女性を中心にトイレは家庭でも、避難所でも、大きな問題となっていました。
しかし食料の備蓄ほどにはその必要性が喧伝されることがなかったためか、災害時の備えにトイレのことを配慮している人が、まだまだ少ないように感じます。
最近では必要性の高さから災害用のトイレキットが各社から発売。無印にも機能性に優れ、シンプルなデザインの「非常用トイレセット」がラインアップされています。約300gと軽いので、非常用持ち出しリュックにも余裕で入りそう!
中身はパッケージの外袋にも紹介されていますがとてもシンプル。特に吸水シートが薄くてびっくり!吸水シート15枚と、汚物袋が5枚で、これらを家庭用トイレに設置して使用します。
それぞれの大きさは吸水シートが約23×20cm、そして汚物袋が約65×80cmで、汚物袋は中身が外から見えないブルーの半透明の袋です。
使い方と気になる処分の仕方は?
具体的な使用方法は、パッケージに詳細が図解入りで紹介されています。
まずは、汚物袋を2重にセッティングします。外側の袋はトイレに設置用、そして内側の袋は排泄物を入れるために使用します。
内側の袋に、吸水シートを1枚入れます。
便器と便座に挟むようにして設置します。
一回使用したら、次に使う時にはその上に吸水シートを重ねます。商品の解説によると、吸水シート4枚が目安とのこと。
使用後は便座から外し、いくつかまとめてトイレに設置した外袋の中に入れて処分します。
吸水シートの実力は?
この商品を使う上で一番気になるのは、やはり吸水シートの実力。
子育て経験のあるママやパパたちなら、赤ちゃん用おむつの吸水力は体験済みのはずですが、こちらの吸水シートも仕組みは同じ。高分子吸収ポリマーが使われています。
今回は、吸水シートに100ccの水を染み込ませてみました。
写真ではうまく伝わらないのですが、濡れた吸水シートをめくると、下のシートに触れても少し湿り気を感じる程度。水分は浸透していませんでした。
全て吸水シートがキャッチしたようなので、安心して使用できそうです。