こんにちは。コメダ珈琲での朝活が好きなヨムーノライター、そむたむです。
今や全国で見かけるようになったコメダ珈琲ですが、全国出店を達成したのは割と最近のこと。
2019年、それまで未進出だった青森県に店舗を出したことで、全国47都道府県への出店を達成しました。
そんな人気店ですが、実は、通常のコメダ珈琲とは一味も二味も異なる「最古のコメダ」が存在するのをご存知でしょうか?
「店内が渋い」「限定メニューがあるらしい」と、気になる噂に居ても立っても居られず、実際に行ってきました!
オープンして半世紀以上!現存する最古のコメダ珈琲店へ行ってみた
愛知県名古屋市東区にある「コメダ珈琲高岳(たかおか)店」。1972年のオープン以来、半世紀以上にわたり営業しています。
2014年3月、同じく名古屋市にあった1号店(菊井店)が老朽化に伴い閉店したことで、高岳店が現存する最古のコメダ珈琲になったようですよ。
諸説ありますが、1号店〜10号店までを「オールドコメダ」と呼び、残っているのは高岳店と今池店のみなんだとか。
アクセスは簡単。愛知県の玄関口である名古屋駅から地下鉄桜通線で1本。4駅目の高岳駅で下車し、徒歩5分程度でお店に到着します。
お店には駐車場がないため、近くのコインパーキングを利用しましょう。周辺の駐車場は、30分200円前後の設定がほとんどでした。
まるで別世界!レトロ感溢れる店内
一歩足を踏み入れると、そこは私が知っているコメダ珈琲店とは別世界でした。木の温もりとレトロ感が溢れる店内。見慣れた赤いソファも、この雰囲気にぴったり合っています。
壁に飾られた木は、よく見ると「珈琲」の文字になっているのも面白いですね。
入口には、大きな木彫り看板も飾ってありました。奥の壁掛け時計もいい味を出しています。
昔の喫茶店によくあったテーブルゲーム機もありました。今はテーブルとして使われているようでしたが、これこそ「レトロな喫茶店」の象徴ではないでしょうか?
また、お手洗いは隣のビルを使うのですが、そこからお店に戻ってくるときに思わずカメラを構えてしまったのがこちら。
異世界に導かれるような、このなんとも言えない景色。薄暗く狭い通路を照らすのが、お店の灯りだけなのもまたいいですね。
来たらぜひ食べて!高岳店でしか味わえないメニュー
ほとんどは通常のコメダ珈琲と同じメニューですが、プリンソフトとフルーツソフトは高岳店限定のメニューだそうです。
せっかくならと、フルーツソフトとホットミルクコーヒーを注文しました。
まるでひっくり返したようなソフトクリームと、溢れんばかりに盛られたフルーツ。大人でもワクワクするこの組み合わせ、最高です。
小さい頃に行った喫茶店で、「こんなデザートあったなぁ」と懐かしくなり、食べる手が止まりませんでした。
ホットミルクコーヒーも安定のおいしさで、ほっと一息。
今のお店で使われているカップは、ソーサ―の真ん中に「コメダおじさん」のイラストが描かれていたような気がしますが、こちらはカップを上げなくても見える場所にありますね。
こうしたデザインの違いも、オールドコメダならではなのでしょうか。
そんな小さな発見さえも楽しくなってきます。ちなみにお店のおかみさん曰く、高岳店では珈琲豆をお店で挽いていると仰っていましたよ。こだわりを感じますね。