お風呂掃除が嫌いな方も多いのではないでしょうか? 今回は整理収納アドバイザー1級のSamiaさんに「お風呂掃除がラクになる収納方法」を教わりました。Samiaさんはこの方法で、ぬめりやカビが付きにくくなって掃除が劇的にラクになったそうですよ!
こんにちは、Samiaです。この記事では、お風呂掃除をラクにするための収納術をご紹介します。
私の嫌いな家事ナンバーワンはお風呂掃除です。なるべくお風呂掃除がラクになるように、収納方法はいろいろな工夫をしています。小さくて年季の入ったお風呂なので、お見せするのはちょっとお恥ずかしいのですが、「お風呂掃除をラクにしたい!」という方に参考にしていただけると嬉しいです。
1:もともと付いていた収納はあえて使わない
うちのお風呂にはもともと作り付けられている収納棚があります。引っ越してきた当初は、当然のようにこの収納棚を使っていましたが、水がたまりやすいのでぬめりやカビが付きやすく、掃除をこまめにしなきゃいけなくてとっても面倒でした。そこでこの収納棚にはものを置かないことにしました。
2:タオルバーを使ったつるす収納術
タオルバーにS字フックをかけて、ステンレスバスケットをつり下げています。ステンレスバスケットの中には、娘と私のそれぞれのシャンプーとトリートメントを入れています。
ボディーシャンプーは入らなかったのでタオルバーの上に。手桶はつるせないのでタオルバーの上から差し込んでいます。茶色いのはシャンプー用のブラシです。洗面器は穴が開いているのでS字フックでつるしています。
こちらは夫のシャンプーやトリートメントが入ったステンレスバスケット。つるしていませんが、ボトルを直置きしていたときより水がたまりにくくなったので、掃除がラクになりました。お風呂の椅子も浴槽にかけて乾かしています。
3:無印良品とスリーコインズのステンレスバスケット
うちのお風呂では2つのステンレスバスケットを使っています。無印良品もスリーコインズもどちらも幅と奥行きは同じサイズ。高さは無印良品のほうが3cm高いですが、見た目はそっくりです。購入当時はスリーコインズのほうが無印良品よりも1,660円も安かったです。使い勝手はほとんど変わりません。
4:セリアのフィルムフック
夫のT字カミソリと私のヘアゴム(体を洗うときに髪を束ねる用)は鏡にくっつけて収納。使っているのはセリアのフィルムフックです。セリアのフィルムフックは水回りの収納にとっても便利です。洗面所の歯ブラシやコップの収納にも使っています。
5:お風呂のつっぱり棒収納
お風呂用のお掃除グッズもつり下げて収納しています。窓枠に100均のつっぱり棒を取り付け。無印良品のS字フックをかけて、バススポンジとブラシをつり下げています。洗剤のボトルはトリガーの部分をひっかけてつるしています。
6:排水溝掃除をラクにするアイデア
ゆううつな排水溝の掃除……。うちは排水溝カバーを付けるのをやめて、あえてゴミや髪の毛が目につくようにしたことで、排水溝のゴミをこまめに捨てる習慣が付きました。
洗面所に置いてあるセリアのプルアウトボックスからビニール手袋を出して、まず洗面所の排水溝のゴミを取り、次にお風呂場の排水溝のゴミを取り、ビニール手袋をくるんと裏返してそのままゴミ箱にポイ! これで手を汚さずに排水溝掃除ができます。
7:使ったあとのタオル問題
わが家ではタオルを洗うのは翌朝なので、夜使ったら朝まで乾かしておきたいのですが、夫がタオルを適当な場所に置きがちなので浴室の入り口につっぱり棒を取り付けて、かけられるようにしました。
8:お風呂場に収納するものは最小限にしてつるす
お風呂で使うものはほかにもいろいろありますが掃除をラクにするために、たまにしか使わないものは洗面所に収納し、毎日使うものだけをお風呂場に置くようにしました。
数を減らしたことで直置きせず、つるして収納できるようになったので、ボトルやスポンジが乾きやすくなりました。結果、ぬめりやカビが付きにくくなって、掃除が劇的にラクに!
私と同じように、「お風呂掃除が嫌すぎて泣きたい!」という方がいたら、ぜひモノの量を減らしてつるす収納にしてみてください。