意外と知らない？焼きそばをおいしく作る５つのコツ

家庭料理の定番「ソース焼きそば」。お子さまから大人まで人気のメニューですよね。その作り方はというと、まず肉と野菜を炒め、つぎに麺を入れて一緒に炒め、最後にソースで仕上げる……というのが一般的ではないでしょうか？

それでも十分おいしいのですが、ここでご紹介するコツを覚えておけば、もしかしたらもっとおいしくなるかもしれません！特別な材料は必要ありませんよ。「意外に知らなかったかも」という人は、ぜひ試してみてくださいね。

キャベツやピーマン、にんじんなど、野菜はなるべく水気の出ないものを選びましょう。つい入れてしまいがちな「もやし」は、水分が多いので避けた方が無難です。また玉ねぎよりも「長ねぎ」がおすすめです。ニラや空心菜なども焼きそばに向いていますよ。

塩・こしょうで肉に下味をつけ、肉・野菜の順で強火でさっと炒めてくださいね。

「一緒に炒めるのが楽！」ですが、具と麺は一緒に炒めないようにしましょう。肉と野菜は炒めたら、一度フライパンから取り出してくださいね。

ちなみに水分の少ない野菜を選んでも、炒めるときに水気が出たら、その水分を麺をほぐすときにソースと一緒にフライパンに入れてください。

野菜を取り出したフライパンに麺を入れて焼きます。焼きそばというくらいですから、麺はしっかりと両面焼いてください。これは意外とやらないポイントかもしれません。無理にほぐす必要はありませんよ。

麺はしっかり焼き目がついたら、ソースの水分でほぐすようにしましょう。このとき弱火にしするのもポイントです。ソースは焦げやすいので少しだけ注意が必要ですよ。

付属のソースが粉末の場合は、一袋につき大さじ1の水で溶いてから使うと、同じようにできます。

ソースの水分が飛んで、麺がパラパラしたらできあがりです。チャーハンのような表現ですが、焼きそばもチャーハンも同じ炒めものなので、パラパラなくらいがおいしく仕上がりますよ。

麺、具の順に盛り付けたら完成です。お好みで目玉焼きや紅しょうがをトッピングしてもいいですね。長ねぎのみじん切りもおすすめですよ。

「いつもと少し違う手順だった！」という人も少なくないのでは？とっても簡単なテクニックなので、覚えておいて損はないはずです。「これだけでいいの？」というくらいの少しの違いが、味に大きな変化をつけてくれるので、ぜひ試してみてくださいね。