手間をかけずにワンランクアップ!そんな料理を目指すなら、調味料へ目を向けてみましょう。基本の調味料にプラスして「これさえあれば、おいしく仕上がる」という魔法のような調味料を、料理好きの筆者が厳選してご紹介します♪
muccinpurin
調味料のパワーでワンランクアップ!
手間をかければ、料理はおいしく仕上がります。とはいえ「そこまで料理に時間は割けないし……」というのも現実ですよね。
そんなあなたは、“良い調味料”を使ってみてはいかが?見慣れないものでも、基本の使い方さえおさえれば、ふだんの料理がグッと本格的な味わいに仕上がります。
ということで、今回は料理好きの筆者が愛用する調味料をピックアップしました。ひと匙加えれば、まるで魔法がかかったかのように料理上手になれる商品ばかりですよ♪
1. ポルトガル生まれの万能調味料「マッサ」
420円(税込)
日本ではまだなじみが薄い「マッサ」。ポルトガルでは日本のしょうゆや味噌のようにポピュラーな調味料です。一見辛そうに見えますが、実は赤パプリカから作られているので、まったく辛くないんですよ。
塩漬けした赤パプリカをペースト状に加工しているので、そのまま舐めるとかなり塩辛い!ですが、製造段階で発酵させているので、料理に使うと食材の旨みをうまく引き出してくれるんです。
輸入食品を数多く取り扱う「カルディ」で、現地ポルトガルの味を忠実に再現した商品を購入できます。
「マッサ」の活用例
まずトライしやすいのが、マッサを使ったラタトゥイユ。ひと匙加えてじっくり煮込めば、野菜の旨みと甘みを存分に生かしたラタトゥイユができあがります♪
ほかにも海老やお肉にマッサをもみ込んで、そのまま焼けば、驚くほどやわらかくジューシーに仕上がりますよ。
聞きなれない調味料ですが、しょうゆや味噌のような感覚で、気負わずいろいろ使ってみましょう!
2. 煮物上手への近道「三河みりん」
1,003円(税込)
みりんの醸造主に勧められて初めて使ったのが、三河みりん。三河みりんは「もち米」「米麹」「焼酎」を糖化・熟成させて作られるみりんのこと。一般的なみりんの熟成は30~60日のところ、三河みりんは180日かけてじっくりと熟成させることで、深い茶色に変化します。
なかでも、筆者が愛用しているのは「杉浦味淋」の『古式三河仕込 愛桜純米本みりん』。最初に見たときにはその黒い姿に、とてもびっくりしました!
「成城石井」や大手通販サイトなどで購入できますよ。
「三河みりん」の活用例
いつもの煮物に使うみりんを「三河みりん」に置き換えてみましょう。180日熟成されたものならではのコクと自然な甘さが、煮物の味をぐっと深めてくれますよ。
意外な活用法としては、煮詰めて黒蜜のようなシロップを作り、バニラアイスにかける食べ方。黒蜜のような濃厚な甘さのなかに、みりん独特のアルコールの香りが凝縮された、大人のアイスクリームはやみつきになる味です!
3. 旨みが凝縮「かき醤油」
713円(税込)
あると重宝するのが「かき醤油」。本醸造醤油に、新鮮な広島牡蠣から採れたエキスをプラスした、コクと甘みが特徴です。醤油というよりは、どちらかというとだしが効いた「つゆ」に近い味わいですね。
筆者は、「アサムラサキ」の商品を愛用しています。「成城石井」をはじめ、スーパーマーケットでも取り扱われていますが、「使い方がわからないので買ったことがない」という方も多いのではないでしょうか。