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[11/8〜11/14の運勢]11月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

カルチャー
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今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

直観と指さし確認

今週のふたご座は、衣服の胸のボタンを外して、左右に大きく開いていくような星回り。

よく美術や絵画の作品解説などを読んではじめて感動したという人がいるけれど、それは感動ではなく単に知識の理解で「わかった」に過ぎない。作品につきあう瞬間に私たちが働かせているのは直観であり、ストレートに意識の中核をうつ、言葉を超えた力に感応していくとき、そこで何かが決定的に変わってしまったりする。

そうした芸術作品の純粋鑑賞にとって、作品に描かれたシンボルや記号の意味を解説したりされたりすることは時に邪魔になることがある。意味など分からなくたって、作品のもつパワーやエネルギーは感じ取られるのであって、そこでは「何が描かれているのか」は大して重要ではない。

私たちが作品や人物をすぐに論じたり、説明したり、評価しようとしてしまうのは、もしかしたら誰か何かを「開かれた心でただ受け入れる」ことが下手になってしまったからなのかもしれない。あなたもまた、これはという人やモノがあったなら、できるだけその無意識な情報が語りかけてくるままにしていくべし。

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今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

懺悔とトーテム

今週のかに座は、そういえばと「思い当る節」が、不意に提示されていくような星回り。

「わが死後に無花果を食ふ男ゐて」(下村槐太)を一読して、「わが死後に」というのは「自分が死んだあとのこの世に」、という意味なのかと思っていたら、どうも「死後」というのは「死後の世界に」という意味であるらしい。そうすると、悪魔か何かから自分の死後を見せられているようで、じつに変な句である。

「無花果を食ふ男」とは、あの世での自分の暮らしぶりを捉えた一光景なのか。それとも、新たに生まれ変わった自分の姿なのか。「無花果」は古来より女性の性的なシンボルとされ、ルネサンス期には禁断の果実として多くの絵画作品や天井画に描かれてきた。死後に自分がタブーを破っている(かもしれない)という観念は、すでにどこかでタブーを破ってしまっているか、少なくともその兆しがある、という観念に非常に近い。

つまり、ある種の告白や懺悔の句とも解釈できるが、56歳で病死するまで生涯にわたって不遇であり清貧に甘んじる生活であった作者の人生を踏まえると、妙に余韻が残る句へと変貌する。あなたも、自覚していなかった他者への影響や関与について気付かされていくことが出てくるかも知れない。

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