無料の会員登録をすると
お気に入りができます

私は天才じゃない。元モー娘。後藤真希が感じた“理想像”と“自分らしさ”の両立の苦悩

エンタメ

あこがれの人、がんばってる人、共感できる人。それと、ただ単純に好きだなって思える人。そんな誰かの決断が、自分の決断をあと押ししてくれることってある。20~30代のマイナビウーマン読者と同世代の編集部・ライターが「今話を聞いてみたい!」と思う人物に会って、その人の生き方を切り取るインタビュー連載。

“自分らしさ”は誰もが元々持っているもの

現役アイドルや元アイドルの方に取材をしていると、「会社員とアイドルは似ている」と思うことがある。特定の組織に所属しながら、複数人でのチームワークやパワーバランスが求められるところ。そして、その組織が求める成果を出し続けなければいけないところ。

組織の中にいると安心感はあるが、その一方で、自分の意見を言いにくかったり、やりたいことができなかったりといった不満が生じることもある。自然体でいることとのバランスを、どのように取っていけばいいのだろうか。

後藤真希に聞くと、「うーん……」と天を仰ぎながら、当時を思い返してこう語った。

「やらなきゃいけないことをちゃんとやった上で、それを“やらなきゃいけないこと”だと思うかどうか。自分が楽しいと思えば、それは楽しくなる。疲れると思えば、本当に疲れてくる。気持ちの面で切り替えることが大事ですね」

返ってきたのは、たくさんの山場を超えてきた彼女ならではの、現実をまっすぐに見据えた答えだった。しかし、今やっている仕事が、本来自分のやりたいことでないとしたら?

「今の仕事は、いずれ自分がやりたいことへのステップ段階だと捉えるのがいいと思います。先に歩きたい道があるのに、今は全然違う道を歩いているって感じるかもしれないけど、それは違う。ステップの一つなんです。どうしても今やっていることだけを見てネガティブになっちゃいがちだけど、そうではないんだよって、伝えてあげたいですね」

とはいえ彼女も、ハロプロ時代は「ただ何も考えず、がむしゃらに目の前のことをやっていた。当時はそれしかなかったから」と話す。

だけど大人になると、自分のやりたいこと、進みたい方向性ができるのは当然のこと。そんな中で、まずは今やるべきことを着実にこなしていくのが、ありたい自分に近づくための近道なのかもしれない。

「それに、日々の仕事が単調であっても、自分らしさを発揮することはできると思います。何か作るもの、やることに、自分の味みたいなものはどこかに出てくるはず。追求しすぎると『自分らしさってなんだろう?』と悩んでしまうので、あまり深く考えすぎず、自然体でいることが一番です」

“自分らしさ”が求められる時代に、それが自分にとっては何なのか分からない人は多い。筆者もその一人だ。だけど、“自分らしさ”は考えるものではなく、誰もが元々持っているものだと、この取材を通して気づくことができた。

きっとグループ時代の彼女も、意識せず、自然体に振る舞っていただけ。それが多くのファンに受け入れられ、今もなお輝き続けている理由なのかもしれない。

『LOVEマシーン』のCDジャケットを飽きることなく眺めていた小学生時代から約20年。“後藤真希”は今も昔も、私の憧れの女性だ。

後藤真希写真集『ramus』

元モーニング娘。でタレントの後藤真希さんの約10年ぶりの写真集。大胆な格好でベッドに横になる姿やヘルシーなランジェリー姿など、現在の後藤真希さんの姿が存分に楽しめる写真集です。

また、『後藤真希 Billboard LIVE ~Reply~』 の12月5日Billboard Live YOKOHAMA公演の模様をdtvにて独占生配信することが決定。

視聴・チケットの購入はコチラから
オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ