アパレルのバッグ制作を担ってきた工場から誕生した革バッグブランド「UTAKE(ユーテイク)」。展開しているスタイリッシュなバッグは、環境に配慮した染料を使用したり、裁断して残った本革をアップサイクルしたりと、サステナブルな方法で作られています。あなたもお気に入りのバッグを見つけませんか?
高い技術をもつ縫製工場から生まれたブランド
2021年末に生まれたばかりの「UTAKE(ユーテイク)」。デザイナーアパレルやセレクトショップブランドのバッグの生産を手掛けてきた「ウエタケ」によるオリジナルブランドです。
ウエタケは1985年に創設されると、その約10年後には工場に特殊ミシンなどを導入。以来ほかではできないような難しい縫製にも対応し、職人たちが手作業で一つひとつのバッグを作り上げてきました。この自社ブランドでも、そんな歴史をもつ工場ならではの質の高いバッグを展開しています。
環境に配慮した工程やアップサイクルにも注力
UTAKEのバッグはベーシックさを残しながらも、スタイリッシュで目を引くデザインが特徴ですが、魅力はそれだけにとどまりません。
素材には、天然皮革のなかでも環境に優しい染色工程で染められたものを使用しています。また、裁断後に出る革の残りを捨てずに、ブランドネームやノベルティにアップサイクルすることも。昨今注目されるSDGsに配慮した製品なので、手にすればただファッションを楽しむだけではなく、サステナブルなものづくりに貢献することができるのです。
それでは、実際にどんなバッグがあるのかを見ていきましょう。
レザーの質感が映えるフラットな横長トート
細いハンドルが付いたシンプルな横長トートバッグ。軽さと丈夫さを両立したほどよい厚みの牛革が使われたアイテムです。飾り気をそぎ落としたフラットな表面に、滑らかな革の質感が映えます。
サイドにある、控えめな光沢のサティゴールドの金具が付いたベルトがアクセント。底には同じくサティゴールドの底鋲があり、床に置いても汚れたり傷ついたりしにくいのもうれしいポイントです。
15cmの広いマチがあり、A4サイズも入れられる大きさ。内側には耐久性のあるコットンの裏地付きです。片側に大きめのオープンポケット、反対側には2つに分かれたオープンポケットがあり、スマートフォンやパスケースなども取り出しやすくなっています。容量がたっぷりで使いやすいので、荷物が多めな方の通勤にもぴったりです。
カラーはシックで上品なグレージュ、キャメル、ブラックの3色から選ぶことができます。
Moss boston tote bag
39,000円(税込)
ベルトやポケットがクールな印象の縦長トート
続いては、同じ牛革でも、細かな凹凸があるシボが特徴のシュリンクレザーを使用した縦長トートバッグ。サイドのベルトと口元が斜めになった外ポケットにエッジが効いていて、クールな印象となっています。
こちらもベルトの金具や底鋲は品のあるサティゴールドです。
内側も同じく裏地付きで、オープンポケットもあり小物が迷子になりません。縦にA4サイズの書類がぴったり入るほどの大きさで、水筒なども入れられる9cmのマチがあるので、こちらも通勤にも使えます。
カラーはブラックのほか、赤茶に近いタンと濃いグレージュのようなトープ、ブラックの3色展開です。
Torreya tote bag
36,000円(税込)
ハンドルとフォルムが個性的なハンドバッグ
革バッグの持ち手の先に、大きなリングハンドルが付いたような個性的なバッグ。リングが付いた持ち手にもう一方の持ち手を引っ掛けるようにすることで、独特のフォルムが生まれています。牛革のスムースレザーの一枚仕立てでほどよいラフさがあり、持つだけでこなれた雰囲気を出せるアイテムです。
ミニサイズでも、財布やポーチなど外出時に必要なものが収まる11cmのマチがあります。内側に付いた巾着は取り外すことができ、ほかの大きなバッグのバッグインバッグ代わりにも使えて便利です。
カラーは装いの差し色になるグリーンと、さまざまな服装に合わせやすいキャメル・ブラックの3色があります。
Zelkoba banglering bag
29,000円(税込)