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[今のうちに計画を]3月は2倍以上になる「引っ越し費用」 1円でもコストを抑えるテクニック

節約・マネー

「時間帯フリー便」で依頼をする

前述した日程ごと一任してしまう方法ほどではないですが、引っ越し作業の開始時間を指定しない「フリー便」の利用でも料金を安くできる可能性があります。こちらの方法も、引っ越し業者の作業状況に配慮することで、その分のディスカウントをもらえるという理由があります。

なお、フリー便で依頼すると、場合によっては早朝や夕刻以降の引っ越し作業に回されるケースがあります。時間帯にこだわらないからといって、自身にとって現実的ではない時間帯の作業を打診されないように注意しましょう。

「単身引っ越しパック」を利用する

「単身引っ越しパック」とは、主に単身者に向けて提供されている格安の引っ越しサービスです。専用のコンテナボックスに荷物を載せ、1台のトラックで複数の依頼者のコンテナを混載して運ぶことで、輸送コストを抑えてくれるサービスです。

「日通」や「ヤマト運輸」がこうしたサービスを提供しており、条件にもよりますがおおむね、通常の引っ越しプランよりも安い価格で済ませることができます。その代わり、大量の荷物や大型の家財はコンテナに積めない場合があるので、荷物が多い家族世帯などは利用が難しくなります。

自分で荷物を運ぶ(引っ越し業者を利用しない)

最後の手段として、引っ越し業者に依頼をせず自力で荷物を運搬する手段があります。繁忙期に引っ越し業者を使えば料金が高騰するのは仕方がないので、自身で運ぶことで数万円単位の費用を浮かせることができます。

ただし、自分で荷物を運ぶのは重労働です。サイズの大きな洗濯機や冷蔵庫、ベッドといった荷物は1人で運ぶのが難しいですし、その他の細かな物も数が多ければ運搬に時間がかかります。また、レンタカーの手配やダンボールなどの梱包資材の購入費用など、引っ越し業者に依頼しないことで発生するコストも存在します。

これらのことから、自分たちだけ引っ越しを完遂できる現実的な人数は、1人暮らし~2人暮らしぐらいまでの世帯であると考えておきましょう。無理に自力の引っ越しを計画するよりも、複数の引っ越し業者を比べるほうが、結果としてスムーズに引っ越しを終えることができる場合があります。

まとめ

本記事で解説した内容をまとめると以下の通りです。

・繁忙期の引っ越し費用の相場は非常に高騰しているので注意が必要
・料金と合わせて「引っ越し難民」にならない工夫も大切
・繁忙期でも使える引っ越し費用を抑えるテクニックを有効活用する

引っ越しのハイシーズンに突入すると、とても大きな費用を捻出しなければならないことを伝えてきました。費用を安く抑える方法を検討し、可能であれば引っ越し時期を閑散期にずらすというのも良いでしょう。

皆さんが安く、スムーズな引っ越しを遂げられるための参考にしてください。

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