ここ数年よく耳にするようになった「ファスティング」いわゆる「断食」。美容や健康目的で興味のある方も多いのでは?でも、チャレンジしてみたいけど、何から始めればいいのか分からない、1人で行うのは不安…そんな方に向けて、実際に「3daysファスティングチャレンジ」を行った方の体験談をご紹介します。
ファスティングって何?その目的は?
「ファスティング」とは、英語で「断食」という意味。元々は、宗教における修行の一環として行われてきました。しかし昨今、流行しているファスティングは、美容や健康のために消化器官を休ませることを目的としていることが多いようです。
今回ご紹介する体験者のAyuさんは、元来、食べることが大好き。ファスティングは自分には向いていないと思い込んでいたそう。でも、「ファスティングをすると脳や身体がすっきりして体質改善になる」と、周囲の人から話を聞く機会が増え、興味を持ち始めます。
それに加えて、コロナ禍で家にいる時間が長くなったことにより、体重が増加。減量も兼ねて、ファスティングにチャレンジしてみることに。
実際に行ったファスティングチャレンジ
実際にAyuさんが行ったファスティングは3daysファスティングチャレンジ。コーチはつけずに、自己流で実践したそう。
準備期間3日、ファスティング3日、回復期間3日の計9日間のチャレンジです!
準備食期間
ファスティングに入る前には、3日間の準備食期間を設けました。
【準備食期間1〜2日目】
食事を野菜中心に切り替えます。この期間に避けたい食べ物は…
肉や魚など動物性食品・乳製品・ハムなどの加工食品・砂糖・カフェインやアルコール・小麦
普段から、肉・小麦・乳製品は控えてるのでこの2日間は割と楽勝だったのだとか。
カフェインが飲めないので、ずっと白湯とハーブティーを飲んで過ごし、お腹が空いたらお菓子は食べずに焼き芋やバナナを食べます。
【準備食期間3日目】
ファスティング前日は、固形物を減らします。食べていいものは…
具なし味噌汁・サラダ・フルーツ・スムージー・おかゆ
準備期間3日目にして、かなり空腹を感じたAyuさん。まだファスティングも始まっていないのにもう辞めたくなってしまったのだとか。でも気を取り直し、 梅干を食べてファスティングへ備えます。
この日、具体的に摂取した物は、具なし味噌汁・梅干し・れんこんポタージュ(乳製品なしのもの)・おかゆ・レタス・オレンジ・バナナ・プロテイン。
ファスティング期間
準備期間を終えると、いよいよファスティングの開始!
ファスティング中は固形物は梅干しのみ。あとは酵素ドリンクと具なし味噌汁・お水だけで過ごします。
すでに前日から空腹で挫けそうになっていたAyuさんですが、酵素ドリンクを飲んでいると、自分でも驚くほど、空腹を感じなかったといいます。
【ファスティング1日目】
1日目は空腹との戦い。1番きつかったのがこの1日目。頭痛がして、頭がボーッとする感じを経験。
【ファスティング2日目】
朝起きたら前日の空腹感と頭痛が消えていて、目覚めも良かったそう。日中は空腹感は感じるものの、この状態に徐々に慣れてきます。
【ファスティング3日目】
この頃には空腹もあまり感じず、食べないことにすっかり慣れていました。朝の目覚めもスッキリ。
ちなみにこの時期も軽い筋トレ・ヨガ・ウォーキングなど、いつも通り運動も行ってたそう。ただし運動中に少しクラクラしたとのことなので、運動はあまりおすすめできないようです。
回復食期間
3日間のファスティングが終わり、その後の回復食期間に徐々にいつもの食事へ戻していきます。避けるべき食べ物は、準備食期間とほぼ同じです。
【回復食期間1日目】
1日目の朝昼まで酵素ドリンクを飲み、夜ごはんに大根&梅干しの梅流しを。ちなみに、この日の朝も目覚まし時計が鳴る前にスッキリと目覚められたそう。
【回復食期間2〜3日目】
2〜3日目も朝昼は酵素ドリンクで、夜ごはんにサラダ・具あり味噌汁・おかゆを。数日間、食べていなかったので、少量ですぐ満腹に。この期間中も酵素ドリンクはお腹が空いたら飲むようにしていたそう。