新しいスタイルの体験型ストアとして注目を集める、シリコンバレー発の「b8ta(ベータ)」の、国内3店舗目となる渋谷店が2021年11月にオープン。新宿マルイ、有楽町の既存店とは異なる特徴があるという渋谷店の気になる様子をレポートしました!
あえて"売る"ことを主目的にしない。 "体験"にフォーカスした新しいコンセプトストア
2015年に、アメリカ・シリコンバレーで誕生したショップ「b8ta」。店頭にはさまざまな商品・サービスが並んでいますが、主目的は販売ではありません。あくまでも“人々に新たな発見をもたらす”ことをミッションに掲げ、体験の場を提供しています。
そんな新しい体験型ストアの国内3店舗目としてオープンしたのが、「b8ta Tokyo - Shibuya(ベータ トーキョー シブヤ)」。渋谷駅を宮益坂方面へ出て約1分という、好立地にあります。
一歩足を踏み入れると、スタイリッシュな空間にさまざまな製品がずらり!
b8taテスター(スタッフ)は常時5~10人ほどおり、ちょうどよい距離感で声掛けをしてくれます。しかし体験をメインにした店舗のため、押し売りなどはありません。ゲストが体験しやすいよう、商品・サービスだけではなく、ブランドの設立背景などまで丁寧に説明してもらえます。
家電やコスメ、アパレルも!気になるものがきっと見つかるラインナップ
「YAMAHA Charlie」
家電からコスメ、アパレルグッズなど、国内外のあらゆる製品がいたるところに配置され、どこから見ようか迷ってしまうほど。「買わないといけない」というプレッシャーがないので、つい長居してしまいます。
食品カテゴリーは奥にまとまっていますが、そのほかはジャンルを問わずランダムに配置されています。
(写真左)「AGILE COSMETICS PROJECT」(写真右)「SKIO」
実際の使用感が気になる化粧品も、テスターとともに用意されており、テクスチャーや香りなどを確かめることができます。
(写真左)「エスト バイオミメシス ヴェール」(写真右)「YA-MAN TOKYO JAPAN リフトドライヤー」
いきなり購入するのがなかなか難しい美容家電も!
花王の最新技術を駆使し、まるで第二の肌かのごとく薄い膜をつくる美容液+ディフューザー「エスト バイオミメシス ヴェール」は特に必見。話題の最新美容をぜひ体感してみて。
店内すべてのラインナップは、半年前後で入れ替わることが多いそう。
また、店内の天井には顧客の行動をデータ化するためのAIカメラが設置されており、出品企業へのフィードバックを行っています。そうしたデータなどを踏まえて、配置場所を変えるなどの工夫も随時行っているのだとか。
ゲストはいつ足を運んでも新鮮な気付きを得られ、企業はリアルな市場の動向を追うことができる、まさにwin-winの仕組みが完成しています。
食品カテゴリーが充実!試食や、カフェスペースでコーヒーの提供も
「b8ta Tokyo - Shibuya」の特徴は、既存店舗では取り扱いが少なかった食品カテゴリーが充実していること。
そしてもうひとつの大きな魅力は、有楽町や新宿にはなかったカフェスペースがあること。
おいしいコーヒーをいただけるのはもちろん、展示されている飲食物の一部をこちらで試食・試飲できます。※展示物の試食・試飲には、アプリでのアンケート回答が必要です