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あなたはお金持ち体質?貧乏体質?20問でわかるあなたの体質と、改善するために意識すべきこと

節約・マネー

あなたはお金持ちになりたいですか? お金持ちになれないのは、自分の心に組み込まれた“思い込み”が、原因かも。この記事の20の質問で自分の「金持ち体質指数」をチェックしてみましょう。

あなたがお金持ちになれない理由

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お金持ちになれないのは“思い込み”が原因?
あなたはお金持ちになりたいですか?

以前、All Aboutでは、「お金持ちになれないのは、自分の心に組み込まれた“思い込み”が、お金持ちを遠ざけている可能性がある」と紹介したことがあります。その際、「お金持ち体質か、貧乏体質か」を確かめる20の質問を用意しました。

「お金持ち体質か、貧乏体質か」を確かめる20の質問

今回、All About編集部は、こちらの質問を500人の方に実際に試していただきました。さらに、その結果をもとに、心理カウンセラーの石原加受子さんにお金持ち体質になるために心がけるとよいことを聞きました。

「金持ち体質指数」テスト

まずは、20の質問に答えて、「お金持ち体質か、貧乏体質か」を確かめてみましょう。下記の20問について、当てはまるものを数えてください。

1. 普段は節約をして我慢をしているのに、時々ドカンと浪費してしまう
2. お金を貸した人に、どうしても自分から「返して」の一言が言えない
3. いつも将来に備えてばかりで、なかなかお金が使えない
4. 自分の好きなものにお金を使うことは、無駄遣いをするようで気がひける
5. 人から親切にされると「ありがとう」より「すみません」ということが多い
6. さびしさや不安があるとつい買い物に走ってしまう
7. 人に甘えるのが苦手だ
8. ゼロか100かで物事を考えがちだ
9. 「~すべき」「~しなくてはダメ」が口癖
10. 物事を決める時に「みんなと同じ」状況を選びがち
11. 自己評価はあまり高くない
12. いつもより高いランチを食べると罪悪感に苛まれる
13. 何かをやると決めたら最後までやり通すことが自信につながるはずだ
14. 自分の意見を否定されたら、わかってもらうまで説明する
15. 部屋やデスクまわりがゴチャゴチャとしている
16. 仕事は時間をかけて成果を出すほうが達成感を得られる
17. “好きなこと”と“お金を稼ぐ”は別だと思う
18. お金持ちになるには、他人を出し抜かなくてはならない
19. “勝ち”か“負け”で物事を判断しがち
20. 周りからどうみられているかが気になるほうだ

17個以上:すでにどっぶり漬かってる?「超貧乏体質」
8~16個:このままでは一生お金に縁なし?「貧乏体質」
4~7個:貧乏時々お金持ち?「貧乏体質予備軍」
0~3個:今は貧乏でもこの先安心!「金持ち体質」

いかがでしたか? あなたの「金持ち体質指数」はどこに当てはまったでしょうか。

“自己信頼度”が金持ちにつながる!?

ここで、上記のテストを500名に行った結果を紹介します。

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金持ち体質指数テストの結果
今回は「金持ち」の定義を貯蓄額1000万円とし、貯蓄額1000万円以下の人と以上の人に分けてテスト結果を比較したところ、「貧乏体質」に若干の差がみられるものの、大きな差はみられないという結果になりました。今回は細かく調査ができませんでしたが、年収や支出額など他の要因との関連があるのかもしれません。

次の図に示しているランキングは、貯蓄額が1000万円以上で、テスト結果が「貧乏体質」もしくは「貧乏体質予備軍」だった人が選択したチェック項目のうち、多くの人が選んだ項目です(割合は、貯蓄額が1000万円以上で、テスト結果が「貧乏体質」もしくは「貧乏体質予備軍」だった対象者を100%とした時に、その項目を選んだ人の割合のこと)。

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貯蓄1000万円以上の金持ち体質でない人が選びがちな選択肢

結果は、「自己評価はあまり高くない」が1位となり、約8割の人々が選択していることがわかりました。

フリーコメントには「コンプレックスがあるので(女性/54歳)」や、「感謝されることで自己肯定感を得られるタイプ(男性/44歳)」といったコメントが多数集まっており、自分で自分のことを評価するということが苦手な人が多い傾向が見えてきました。

他にも、「“好きなこと”と“お金を稼ぐ”ことは別」(59.4%)や「好きなものにお金を使うことは気がひける」(56.3%)、「人に甘えるのが苦手」(56.3%)など、自分の思い通りに行動することに苦手意識を感じる人が多いようです。

今回の結果の考察を、心理カウンセラーの石原加受子さんに聞きました。

――“貯蓄額1000万円以上と以下”でははっきりとした差がない結果となりましたが、この結果から何か見えてくるものはありますか?

石原加受子さん:国民性が、テスト結果にも表れているように思います。日本人はとりわけ、周囲の人にどう思われるかを気にします。そのために「ほどほどに、中くらい、まあまあ」といった無難なラインを目指しがちです。「横並びでいたほうが安全だ。みんなと同じことをしていたほうが安心できる」といった似通った思いが、出る杭は打たれるということわざもあるように、自分が人よりも抜きん出ることにブレーキをかけているようです。そんな意識がテスト結果から見えました。

全体的には「金持ち体質」の傾向が見えることから、やはり日本が、ほどほどに恵まれた環境にあるということなのでしょう。

金持ち体質と貧乏体質の違いは、言い換えれば「自己信頼度」の違いとも言えます。お金持ち体質の人は、自分のことを心から認めているし、自己肯定感もすごく高い。つまり「自己信頼」のレベルも高いのです。「自分を信頼する」という言葉は同じでも、そのレベルの違いは目に見えません。ほんの少しの意識の差が、貯蓄額や収入の多寡に大きく影響するということなのかもしれません。

「自己信頼度」の違い

――金持ち体質になるにはどうしたらいいのでしょうか?

石原加受子さん:人によって根底にある「無意識の部分」がポジティブな人もいれば、ネガティブな人もいますが、誰しもが、その「無意識の部分」に応じた選択をしています。

金持ち体質の人は、根底にある意識がポジティブです。金持ち体質になれば、勝手に、ポジティブな選択をします。貧乏体質の人は、その反対です。私たちは日々、多くの選択を繰り返していますが、その選択は「自己信頼」のレベルに応じた選択、つまり無意識の“力”でなされているものなのです。

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