スタイリッシュですっきりとしつつも、どこか柔和で居心地のいいお部屋。そんな落ち着いた空間で暮らしたいものですよね。そこで今回は、お部屋を洗練された雰囲気に格上げしてくれる「白×グレー」を使ったインテリアコーディネート実例をご紹介します。春の模様替えのヒントにしてみてくださいね。
ポイント①フローリングは「ヘリンボーン」が好相性
こちらは、suiさんがお住まいの26㎡1Kのお部屋。角部屋であることと二面採光の南向きで、非常に日当たりが良かったことが決め手だったそうです。白やグレーのインテリアが多く取り入れられているお部屋の床には、ダークトーンのヘリンボーンが好相性。「床にはこだわりがあったんですが、なかなか気に入ったものが見つからず……。フローリングシートがあることを知って、好きなアパレル店の床がヘリンボーンだったので、これを選びました」と、suiさん。なんと、ご自身で敷いたそうです。
ポイント②装飾性の高い家具や照明を選ぶ
デザイナーやイラストレーターとして活躍されているsenaさんがお住まいなのは、北欧モダンでまとめられた1Kのお部屋。白・グレー・黒などのモノトーンで統一されていて、壁には装飾性の高いタペストリーや鏡などがセンス良く飾られています。インテリアのほとんどを白で統一していることも部屋を広く見せるポイントの一つになっているそう。
「チェストを買う前は殺風景な印象があったのですが、これを導入したことで部屋に入った瞬間にまず視線が止まるポイントを作ることができました。上に置く雑貨はその時の気分によって入れ替えをしています。」とsenaさん。チェストを収納としても使いながら、上にはお気に入りのインテリアをディスプレイ。一石二鳥な使い方ですね。
ポイント③アクセントには高級感のある大理石を
25㎡ほどの1Kにお住まいのyokoさん宅ではカーテンや布団カバー、ソファなどの目立つものにはライトグレーをチョイスして統一感を出しているそうです。また、すっきりコンパクトに暮らせるように、家具の選び方や配置などにもさまざまな工夫が。
より開放感のあるスペースづくりのためにソファは二人がけとしてはコンパクトな110cm、カフェテーブルは直径40cmと、家具はあえて「少し小さめ」なものを選んでいるそうです。こだわりはカフェテーブルの天板などに使用された大理石風のシート。本物の大理石家具を買うとなると大変だけれど、こうした優れたアイテムでDIYすることで手軽に理想に近づけるんですね。
ポイント④差し色には「ブルー」をチョイス
引越しをされるのが9回目という達人、musicaさんのお宅の間取りはL字型のワンルーム。備え付けの可動棚とソファを間仕切りに使用してベッド側と区分け。家具が絶妙に配置されているため、広く感じますね。白を基調としながら、落ち着いた色合いのブルーを差し色としてプラス。パッと目につくソファは「SESAME(セサミ)」の2シーター。真ん中にブルーがあることで、グレーや白とのバランスも抜群です。
ライトな色合いのものを選ぶのがポイント
白とグレーのインテリアでまとめた、洗練されたお部屋をご紹介しました。ダークトーンを多く取り入れてしまうと部屋が暗い印象になりがちなので、ベッドやソファーなどの大きめな家具にはライトグレーや白を選ぶのがおすすめですよ。
photo / goodroom journal
新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal