子どもが毎日使うものや、さっと取り出したいものには引き出しや収納グッズにしまい込まず、「出しっぱなし」にするのが便利!収納上手さんたちの出しっぱなし収納術を紹介します。
上手な収納術というと、見えないようにきれいにしまい込んだり、シンデレラフィットするような収納グッズをイメージしますよね。
でも、子どもが毎日使う園や学校の準備物、あえて見えるようにしておくことでさっと取りかかれる掃除道具など、出しっぱなしのほうが使い勝手が良いものも…。
収納上手さんたちが厳選して出しっぱなしにしている「出しっぱなし収納」を集めてみました。
子どもの園グッズこそ出しっぱなしが◎
子どもには「自分のことは自分でできるようになってほしい」と思うのが親心ですよね。ライフオーガナイザー1級も取得しているtomomiさんは、5歳のお子さんの園グッズの出しっぱなし収納を実践中。
これまでは登園準備もママにお任せしたい…という甘えが出ていたそうですが、とにかくわかりやすく、手間がかからない「出しっぱなし収納」にすることで自分で準備できるようになったんだそう♪ 子どもの成長のためにも、収納方法は大切ですね。
棚の上の出しっぱなしでランドセルの床置き防止!
小学生のママ・パパなら一度はイラッとしたことがある「ランドセル床に置きっぱなし問題」。それを防止するためにhanamizukiさんが考えたのが、低い棚に載せる出しっぱなし収納。
無印のスタッキングシェルフを横置きすると、子どもがランドセルを降ろしやすい高さになりストレスなく置いてくれるのだそう。
学校から帰ってきて疲れている子どもにもハードルが低いのがいいですね!
出しっぱなしにする理由がある!
整理収納アドバイザーの田中ゆみこさんの出しっぱなし収納には、「子どもの忘れものを防ぐため」「家族みんなが使いやすいように」など、明確な理由があります。
毎日必要だけど、意外と忘れがちなハンカチやティッシュは玄関へ行く途中の、目に入りやすい場所に出しっぱなしに!家を出るまでの間で自然に目に入るようにすることで、忘れ物を防げます。
家族みんなが使うヤカンはシンプルなデザインで、出しっぱなしにしていても気にならないものをチョイス。
このようにライフスタイルの中で、導線や家族の使用頻度を考えながら出しっぱなしにした方が良いものを厳選することが、きれいな部屋作りのポイントですね。
自作の掃除機スタンドでさっと取りかかれる♪
無印良品のファイルボックスにキャスターを取り付け、可動式の掃除機充電スタンドを作ったHi_chanさん。
毎日使う掃除機は扉のある場所に収納すると、取り出すアクション数が増えて億劫になりがちですよね。
掃除機の取り換えパーツも含めてすっきりと出しっぱなしの収納を実行することで、掃除のやる気もアップします!
シワ防止にもなるズボンの出しっぱなし収納!
突っ張り式のラックは、ちょっとしたスペースをアウターやファッション小物の収納として活用できる優秀なアイテム。
整理収納アドバイザーsaiki kazumiさんは、ラックの木材と木材の隙間をズボン収納に役立てています。シワになりやすいズボンやよく履くズボンを、サッとかけておくのにぴったりですね。
掃除グッズは使う場所に出しっぱなし収納が楽!
整理収納アドバイザー大森智美さんの出しっぱなしアイデアは、掃除グッズ。洗面所にはいつでもサッと掃除できるようにメラミンスポンジを。
ほこりが気になるテレビボード周りにはハンディモップを。
あえて使う場所に掃除グッズを出しっぱなしにしておくことで、掃除に対するハードルが下がるアイデアです。来客時などには、そっと裏側に隠しておくんだとか!
すぐにマネしたいアイデアですね。