アウター要らずの気温になり、ますます高まるブラウス熱。コンシャスな袖や襟、ふんわりと広がるシルエットが映える季節になりました。そこで今回は、そんなブラウス主役の季節を思い切り楽しむべく、さまざまなシーンやニーズに合わせたブラウスコーデを集めました。ぜひ着こなしの参考にしてくださいね。
今年狙うべき「デザイン」は?
立体感がパワーアップした「ボリューム袖」
撮影/須藤敬一
今年の春は、袖のふんわり感を構築的に仕立てたデザインが目白押し。思い切ったボリューム感にともなってモード感もアップし、スタイリング全体が最旬の表情に更新されます。
体型カバーに頼れる「フレアシルエット」
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
身体の線を拾わないハリのある素材感も、ブラウスならではの大きな魅力。とくに今季は裾にむけてふんわり広がるデザインが豊富で、いちばん悩ましいお腹やヒップ周りのカバーにうってつけ!
今年らしい「着こなし方」は?
ジレやベストで今年っぽさを底上げ
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
今年の流行アイテムであるジレやベストは、スリーブがないデザインが功を奏して、ブラウスとの相性が抜群。互いに存在感を引き立て合う、今季いち相思相愛の合わせです。
【シーン別】ブラウスコーデ3選
カジュアルにも上品にも幅広く着こなせるのは、ブラウスの魅力のひとつ。シーンに合わせたおすすめスタイリングをご紹介。
【scene.1】 ひとり時間満喫の日には… ジレとの重ね技でモードな印象に
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
ボリューム袖だけでも十分に旬なスタイリングだけれど、同じく今季の顔であるジレを合わせれば完成度が格段にアップ。いつも甘めに着こなしていたブラウスも、新鮮な表情で着こなせるはず。
【scene.2】取引先で打ち合わせの日には… ミニマル襟×ウエストインできちんと感◎
撮影/木村 敦(人物)
もともとオンオフ問わず活躍してくれるブラウスですが、ミニマルな襟のデザインならばきちんと感もひとしお。フォーマル寄りのシーンでも不足ありません。逆にウエストアウトしてカジュアルダウンすれば、普段のお出かけにも活躍。