貯金に成功する人と失敗する人には違いがあった。貯金に成功する人の「3つの特徴」

お金はしっかり貯めたいと考える人も多いでしょう。でもしっかり貯められる場合と、そうでない場合があるのも事実。

貯金にラクラク成功する人と、失敗してしまう人にはどのような差があるのでしょうか。

単純に収入の差でははかれない「貯金を成功させるための心構え」についてまとめて紹介します。

貯金に成功する人というのは、「貯金のために節約を頑張っている人」という印象があるかもしれません。

しかし、実際に貯金に成功している人をみると、「苦しい節約をやり遂げた結果、貯金に成功した」という人はほとんど見かけることがありません。

むしろ、貯金に成功している人のほとんどは「貯金のために頑張っていない」と話すことが多いのです。

なぜ「頑張っていない」ということができるのかというと、貯金のための努力がすでに「当たり前」になっているからです。

毎日歯磨きをすることに「頑張っている」という人はいませんよね？

それと同じで、「貯金に成功する人」というのは、家計簿をつけたり、食材を吟味したりすることが、歯磨きのように「当たり前のこと」なので、努力を必要としないのです。

もちろん、貯金のために頑張ろうと思い始めたばかりの頃は、時として頑張る必要もあったことでしょう。しかし、一度「習慣化」してしまえば、あとは「頑張らなくてもできる」ようになるのです。

貯金に成功する人は、「見栄にお金を使わない」という傾向があります。

ふところ具合を見透かされるような気がするので、お友達とのランチは少し値が張るものをチョイスする。
同じ服を何度も着ているところをみられると恥ずかしいので、洋服は頻繁に買い替える。
お友達の子どもがやっていることは自分の子どももやっていないと恥ずかしい。

このように「周りの人からよく見られたい」という見栄にお金を使ってしまうと、いつの間にか身の丈以上の支出になってしまうことになります。

貯金に成功する人は、このような見栄のためにお金を使うことに価値を感じていない人が多いので、身の丈に合わせたチョイスを抵抗なくできる人が多いですよ。

見栄ではなく、自分が心から欲しいと思ったものには惜しみなくお金を使う人も多いので、人の目よりも自分の目で見て判断することを大切にしている傾向があります。

「うちはうち、よそはよそ」とよく言いますが、貯金に成功する人は、「自分らしさを大切にする」傾向があります。

「雑誌に出てくるようなカリスマ主婦の真似をするのではなく、自分にあったものだけを選ぶ」といった具合に、自分流のスタイルが確立しているので、「あの人のようにできない」といった劣等感を持つ人も少ないのです。

人と比べるのではなく、過去の自分と今の自分を比べ、自分なりの成長を喜ぶことができるので、貯金も楽しく取り組みことができ、結果として長続きするのですね。

一方、貯金に失敗してしまう人の一番の原因は「挫折」です。貯金のための努力が習慣化する前に挫折してしまうと、いつまでたっても貯金に成功することができません。

自分に合わないやり方を継続するのではなく、自分に合ったやり方を長続きさせることも、貯金を成功させるための近道になります。