神戸に店を構える「マモン・エ・フィーユ」は連日行列ができるほど大人気の洋菓子店。本場パリ仕込みの焼き菓子は洗練された味わいながら、どこか温かくやさしい味。美しいパッケージも魅力で、思わず大切な人に贈りたくなるとっておきの洋菓子です。
フランス伝統の製法と上質な素材を使った丁寧なお菓子作り
「マモン・エ・フィーユ」とは、フランス語で「母と娘」を意味します。オーナーでありパティシエの松下奈保さんは小さい頃から母親の手作りのお菓子を食べて育ちました。その影響からパリへと渡って製菓を本格的に学び、帰国後に親子でこの店をスタート。
はじめは京都で日曜限定で営業していましたが、そのおいしさが口コミで広がりあっという間に大人気に。2017年には神戸御影に現在のお店をオープンし、今では連日完売するほどの盛況ぶりです。
それもそのはず、焼き菓子はすべて丁寧な手作り。選び抜いた上質な素材だけを使用し、フランス伝統の製法にのっとり手間ひまをかけて作られています。
本場で学んだ製菓の技術と母から受け継いだお菓子作りのスピリット。この2つが「マモン・エ・フィーユ」の絶対的なおいしさの秘訣なのです。
フランスの昔ながらのレシピで作る「フレンチビスキュイ」
どの商品も毎日売り切れてしまうほど好評ですが、なかでも根強い人気があるのが「フレンチビスキュイ」。見た目もシンプルですが、材料も発酵バタ―、小麦粉、卵、砂糖のみといたってシンプル。なのに、なぜこんなにおいしいのかというと、とびきり上質な素材を使い、フランスの昔ながらのレシピを忠実に守って作っているから。サクッとした食感、上質な素材の風味、どれをとっても他では味わえない「マモン・エ・フィーユ」ならではのビスキュイです。
トリコロールカラーのかわいらしい缶にぎっしり詰まっているのも素敵。手土産にすれば、開けた瞬間のよろこぶ顔が浮かびそうです。
フレンチビスキュイ
ミニ:1,350円(税込)
缶:2,700円(税込)
ラム酒が香る、大人味の「レーズンサンドボックス」
こちらはラム酒を効かせた大人な味わいのレーズンサンド。ラムを加えたバタークリームに、ブレンドしたラム酒に漬け込んだ2種類のレーズンを贅沢に挟み込んでいます。サブレはスペイン産マルコナ種のアーモンドプードルをたっぷりと使用。口に入れるとほろっと崩れてしまうほどの口どけの良さ!バタークリームもコクがありながらも軽い食感なので、厚みのあるレーズンサンドですが、あっさり完食できてしまいます。
シックでエレガントなボックス入り。リボンが掛けられているので、記念日の贈り物にもおすすめです。
レーズンサンドボックス
4個入:2,523円(税込)
8個入:4,826円(税込)
芳醇なバターの香りが魅力の「フィナンシェ カレ」
最後にご紹介するのは「マモン・エ・フィーユ」のスペシャリテともいえる「フィナンシェ カレ」。バターの芳醇さが存分に味わえる焼き菓子です。
新鮮な発酵バターを焦がし、その上澄みだけを使うことで、すっきりと洗練された味わいに仕上げているのが特徴。また、生地の混ぜ方やオーブンから出すタイミングなど、いろいろな本場仕込みの技術が詰め込まれている逸品です。
焦がしバターと最高級のアーモンドプードルの風味が特徴の「ナチュール」、珈琲の香りとコクが楽しめる「カフェ」、香り高いアールグレイの茶葉を贅沢に練り込んだ「アールグレイ」の3種類があり、それぞれ異なるフレーバーが楽しめます。
フィナンシェ カレ(ナチュール/カフェ/アールグレイ)
各303円(税込)
新作やフレーバーも種類豊富!
爽やかなレモンフレーバーのビスキュイ「シトロンビスキュイ」(4月~10月頃)(写真)や、マロングラッセをたっぷり混ぜ込んで焼いた「マロングラッセケーク」など、他にも魅力的な焼き菓子がいろいろあります。季節に合わせて新作が登場することもあるので、スイーツ好きは要チェック!どんなおいしい焼き菓子が新登場するか、これからも目が離せません。
神戸まで足を延ばしたときは、ぜひともおしゃれな実店舗で購入を。もちろん、オンラインショップでも手軽に買うことができますよ。オンラインショップの商品は、毎週商品が確保できたらオープンしているとのこと。入手したい人はこまめにチェックしてみてくださいね。
マモン・エ・フィーユ
兵庫県神戸市東灘区御影2-34-20
グレイスリー御影 1F
TEL:078-414-7842
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜日