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最高の人と結婚できたと感じる…夫として相性抜群な男性の特徴3つ

恋人同士として付き合うなら性格が合うことが大事。でも、結婚まで視野に入れると性格や好みが合うだけでは足りないでしょう。別の視点で相性を見ることが大切です。

ライフスタイルの相性

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結婚とは生活そのもので、夫婦はできるだけ多くの時間を一緒に過ごしたほうが円満な家庭が築けます。どんなに愛し合っていても生活がすれ違い、会話も少ない状態が続くと気持ちが離れていくでしょう。

たとえば妻は9時~17時で勤務する会社員であるのに対して、夫はランチ営業もある23時までの飲食店を経営する場合、家の中で顔を合わせる時間はかなり限られてしまいます。
また、カレンダーどおりに休日を取る夫と、平日休みの仕事に就く妻は「お休みの日に一緒に出かける」という機会がとても少ないはず。

こうした夫婦は一緒に暮らしながらも遠距離恋愛をするような状態になるため、ストレスや空しさを感じやすく、「何のためにこの人と結婚したのだろう?」と疑問を感じるかもしれません。

もちろん、仕事の勤務時間が大きくズレても、あるいは単身赴任で別居生活が長く続いても、安定した家庭生活を送れる夫婦はいます。お互いに信頼して応援し合っていれば夫婦関係は続くでしょうが、そこまで精神的に自立したカップルは多くないでしょう。

結婚は何十年と続くものなので、お互いのライフスタイルを受け入れ、納得したうえで一緒に生活することが大事です。

実家との距離感

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「恋愛と結婚は違う」という話はよく聞きますが、その象徴ともいえるのは実家とのつながりが出てくるところで、どのくらいの頻度で両親に会うかは結婚生活に大きく影響します。また、両親との関係性が夫婦仲を良くもさせるし、悪くもさせるのです。

私は結婚と離婚を経験したのち再婚のチャンスが二度ありましたが、どちらの婚約者も極端な事情を抱えていて結局うまくいきませんでした。ひとりは両親と絶縁状態の男性で、もうひとりは両親との同居が決まっている男性。

親と不仲な男性は私と実家のやり取りが理解できず、親との距離が近すぎる男性は「ウチの事情を理解してほしい」と私に過剰な要求をしてきたのです。どちらも一生を共にする伴侶としては根本的な価値観が違いすぎて一緒にはいられませんでした。

実家とは遠すぎず近すぎず、ほどほどな距離感が最適でしょうが、その“ほどほど”は人それぞれ。自分と彼が同じ感覚であることが安定した結婚を実現する条件になるでしょう。

「好き」より「嫌い」が共通する

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結婚生活は何十年と続くもので、一緒にいる時間が長くなるほど恋の情熱は落ち着いていきます。恋人同士だったころは彼に積極的だったとしても、夫婦になって数年も経てば、ヒリヒリするような情熱より穏やかで不安のない状態を望むようになるものです。

そのため、お互いに何か働きかけなくても安定した家庭生活が成立することが大事で、それは結局のところストレスが少ない状態が理想的です。夫婦は「好き」「つねに関心があること」が共通するより、「嫌い」「できればやりたくない」が共通したほうが居心地が良いでしょう。

好きなことが一緒だからといって、嫌いなことが一緒とは限りません。たとえばお出かけが好きなカップルがいても、「お出かけが好きだから家の中は散らかっていても気にならない彼氏」と「お出かけが好きだけど家のお掃除もキッチリしたい彼女」だと結婚生活ではお互いに努力が必要です。それよりはお出かけすることはさておき、家の中が散らかることを嫌うカップルのほうが同居するにはストレスが少なく、結婚では後者のほうが重要だといえます。

幸せな結婚生活の本質とは?

生まれ育った実家を思い返すと、記憶に残るようなドラマティックな事件はそうそうなかったはず。幸せな家庭生活の本質は穏やかな日常を淡々と繰り返すことにあります。

結婚はゴールではなくスタートで、夫婦で一緒に年齢を重ねて晩年にいたるまで、とにかく続けることが大事なのです。安定が最優先で情熱的なドラマは必須ではありません。だからこそ、ドキドキ感を求める恋愛とは違う相性が結婚には必要なのです。

©Westend61/Getty Images
©Image Source/Getty Images
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※ 2022年5月11日作成

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