全国のパン屋さんを巡り、今までに食べたパンは1万個以上という「旅するパンマニア」片山さん。そんな片山さんに、2人のパン通が東海エリアの絶品パンをプレゼンします。その2人とは、アイドルグループ マジック・プリンスのメンバーで、パンの専門知識が問われるパンシェルジュ検定2級を持つパン王子・大城光(おおしろ・ひかる)さん。そして、東海地方中心に年間600個以上のパンを食べ歩き、パン紹介のインスタグラムが大人気の「パンスタグラマー」じまさんです。
シリーズ第五弾は「サンドイッチ」。それぞれが紹介する絶品サンドイッチはどれもこだわりの逸品でした。
食パン専門店のオムレツサンド
パンスタグラマーじまさんイチオシは、名古屋市にある食パン専門店「つばめパン&Milk 尼ケ坂本店」の“オムレツサンド”です。市内で5店舗を展開するカフェも併設の食パン専門店。北海道産の甘みと香りが強い小麦粉「美瑛のちから」を使用。カフェでは食パンを使ったトーストやサンドイッチが楽しめます。
一番人気は、じまさんイチオシのオムレツサンド。2種類のチーズと2.5個分の玉子を使ったサンドイッチです。片山さんも、持っていると震えそうなくらいの卵のぷるっぷる触感にびっくり。
片山さん「いろいろなたまごサンドを見て来たけど、こんなのないです!」
味とふわふわ感のポイントはだし醤油と、たっぷりの生クリーム。そこに、モッツァレラチーズを加えて手早くオムレツにします。マスタードがアクセントのソースをパンに塗りチェダーチーズをオン!食べてみると、卵本来の優しい甘みとチーズの濃厚なコク、マスタードが入ることによって味が引き締められているともん絶。色々な旨味が絶妙にコラボしていて最強だと評価しました。
SNS映えする愛嬌のあるパン
パン王子ことマジック・プリンス大城さんのイチオシは、愛知県の「ココンキューブ」にある “かえるパン”。かわいくてSNS映えすると、こどもにも大人気です。
「ココンキューブ」は、街の小さなパン屋さん。スイーツのようなパンや野菜を使った総菜パンにハード系パン、季節限定のサンドイッチや“妖怪パン”と名付けられたユニークなサンドイッチまでオリジナリティに富んだ40種類以上のパンが並び、午後には売り切れが続出する人気店。
こどもが安心して食べられるようにと、生地は玉子・乳製品不使用で、アレルギー対応のパンを多数作っています。原材料も地元を中心とした食材にこだわり、遠方から買いに来る人もいます。かえるパンと対面した片山さんは…。
片山さん「かわいいっていうか、愛嬌がある!めっちゃおいしい」
ユニークな顔をしたかえるパンは、ほうれん草を生地に練り込んで緑色にしており、ハムとチーズが舌や歯に見えるのが秀逸。たまごサンドもあります。
食べてみるとパン生地が柔らかくて、ハムとチーズを一緒に食べた時に口の中で一体感があるだけでなく、具材の味を邪魔しないほうれん草のほのかな味、憎めない表情のかえるに思わず「参りました!って感じ」と笑顔がこぼれます。
東海地方のパン屋のこだわりの強さに、今後は「名古屋途中下車 パンの旅」をしたいと意気込みました。
CBCテレビ「チャント!」3月25日の放送より。