紫外線対策について「夏本番を迎える直前(6月後半くらい)から本格的に取り組めばいいのでは?」と思っている方は少なくないかもしれません。でも、肌のシミになりやすい紫外線A波(UVA)が年間通して最も多いのは“5月”。白肌をキープしていくためには、まさに今が分かれ道なのです。それでは紫外線から肌を守るために美容好きが実践する簡単習慣をチェックしてみましょう。
|小まめに日焼け止めを塗る
白肌キープには、とにかく小まめに日焼け止めを塗ることが大前提。ベランダで洗濯物を干すだけだから、近所のコンビニに行くだけだから、今日は曇っているから…そんなときでも必ず日焼け止めだけは塗ってお出かけすることを徹底しましょう。少しの時間でも肌を紫外線に対して無防備にしないことが第一歩です。
また、塗るタイミングやお直しも大きなポイントとなってきます。日焼け止めを塗るタイミングは「外出する直前に塗った方が効果が高いのでは?」というイメージがあるかもしれませんが、正しくは“外出する30分前には塗っておく”のが正解。その理由は日焼け止めが肌にしっかりと定着するまでに時間がかかるからです。
そして、お直しのタイミングも大切なポイント。外出前に塗った日焼け止めは、汗や洋服(カーディガン等の羽織り物)とこすれて徐々に落ちていってしまうものなので、小まめに汗をしっかり拭き取って塗り直すことを習慣付けましょう。なお、外出時には手軽に使えるスプレータイプを携帯しておきましょう。
|日中にできるだけ柑橘類を摂らない
生の酵素やビタミンを摂取するために朝からフルーツを積極的に食べている人も多いと思いますが、実はみかんやオレンジ、レモン、グレープフルーツといった柑橘類は、食べた後に紫外線を浴びるとシミの原因となることがあります。
その理由は紫外線を吸収しやすくしてしまう作用がある“ソラレン”という物質が含まれているため。柑橘類以外にもセロリやきゅうりにもソラレンが含まれているので、特にこれからの季節は柑橘類やセロリやきゅうりといったは“ソラレン”の含まれた食材は夕方以降に食べるように気をつけましょう。
年間を通して美しい白肌をキープするためには日々のスキンケアはもちろんのこと紫外線対策は必須。日焼け止めの徹底と食事内容の見直しはすぐに取り組めるはずなので、ぜひ今から生活習慣の一部にしてみてくださいね。