仕事中も一緒に過ごせ、プライベートでは見られない一面も見えるといったメリットのある、職場恋愛にあこがれる人もいるかもしれません。
しかし一方で、実際に職場恋愛をしているカップルは、メリット以上の難しさを感じていることもあるようです。
それを成就させるためには、やはりある程度心掛けるべきポイントがあるのも事実。
そこで今回は、職場恋愛を成功させるための心構えを3つご紹介します。
公私をきっちり分ける
「前の夜に彼女とケンカして、次の日職場でどんなふうに顔を合わせたらいいかって眠れなかったんですよ。
でも、いざ会社に出勤すると『お疲れ様です』といつもと同じように挨拶をしてくれたのがうれしかったですね」(27歳男性/経理)
職場はあくまでも「仕事をする」場所です。
そこにプライベートのいざこざを持ち込む公私混同はNGでしょう。
仕事に影響を出さないふるまいを心掛けるのも、社会人として、大人として恋愛をするうえで必要な能力ですね。
職場の雰囲気によっては報告もアリ
「社内恋愛だけじゃないですけど、やっぱり関係がバレたとき気まずいっすよね……。うちはバリバリの体育会系なこともあって、彼女と相談して、仲のいい同僚や上司には報告をしました。
周りが盛り上げてくれたり応援してくれたおかげで、結婚も秒読みです」(29歳男性/営業)
2人の関係を秘密にしておくのか、それとも公言するべきか迷うのは、職場恋愛のあるあるでしょう。
社内の雰囲気や同僚との関係によっても変わってくるところですが、会社の空気が寛容なら、公言することで応援してもらえるメリットもあるでしょう。
とはいえ、交際報告を聞いた人の受け取り方や、公私のけじめをつけたふるまいを意識することも忘れずに。
仕事上の交流に嫉妬しない
「彼女は、僕の会社が飲み会が多いことを理解してくれているので、女性がたくさん参加しても嫉妬してる素振りは見せません。
無理してるのかもしれないけど……そんな彼女の気持ちがすごくうれしいです」(30歳男性/デザイナー)
職場恋愛の最大のメリットは、やはり毎日顔を合わせられ、仕事中も近くにいられることでしょう。
フロアや席の配置によっては、恋人がどこでなにをしているかをほぼ完ぺきに把握することも可能。
その一方で、彼がほかの女性社員と接している場面もしっかり目に入ることになりますよね。
男性のふるまいにイライラしたり、落ち込んだりするかもしれませんが、それが原因で仕事に支障が出るようでは、やはり公私混同です。
仕事上避けられない交流というのもあるので、あまり気にしすぎないスタンスが大切ですよ。
ポイントは周りの目を意識すること
職場恋愛では、周りをきちんと見て振る舞うことが大切。
それができなければ、当然2人の関係を応援されることもありませんし、仕事上の評価だって下がってしまうでしょう。
対応に悩むこともあるかもしれませんが、職場という公の場であることを忘れずに。
もし、職場恋愛からのゴールインを狙いたいなら、上司や同僚を味方につけて彼を上手に誘導していくのも手ですよ。