トイレ掃除の必須アイテム「トイレブラシ」。今までスポンジタイプを使っていたけれど、水切れの悪さが気になり、ほかの素材のものに替えたい……! そこで今回は、ダイソーのトイレブラシから「ブラシタイプ」と「シリコンタイプ」をピックアップし、2つの使用感を比較。それぞれの特長から、おすすめポイントをまとめてみました。今後の商品選びの参考にしてくださいね。
ダイソーのトイレブラシ「ブラシタイプ」VS「シリコンタイプ」使いやすいのは?
今までずっとスポンジ(不織布)タイプのトイレブラシをなんとなく使用していた筆者ですが、水切れの悪さが気になり、別のタイプの使用感を試してみることに。
そこで今回比較するトイレブラシは、こちら!
どちらもダイソーの商品です。
スタンドの収納ケースつき、ブラシの面積が大きい商品をピックアップしました。
比較するポイントは、1「汚れの落としやすさ」、2「フチ裏の掃除のしやすさ」、3「水切れのよさ」の3つです。
それでは、各ポイントについての比較結果をご紹介します。
比較ポイント1:汚れの落としやすさ
<ブラシタイプ>
硬いブラシは、力を入れなくても汚れが落とせるのが◎! 頑固な汚れでも、ラクに落とすことができます。ただし、強くこすりすぎると便器に傷がつく可能性があるので注意。
ブラシ自体に汚れが残ってしまいやすいので、しっかりと洗い流すことが必要です。
<シリコンタイプ>
やわらかくしなるので力が入れにくく、頑固な汚れ落としには不向き。便器を傷つけてしまう心配はなさそうです。
シリコン自体に汚れがつきにくく、衛生的なのが◎! 汚れがついても、サッと洗い流すだけで簡単にきれいになります。
続いて、いつの間にか汚れが溜まりやすい「フチ裏」の掃除のしやすさの比較です。
比較ポイント2:フチ裏の掃除のしやすさ
トイレで最も掃除しにくい部分が「フチ裏」。気づいたら汚れが溜まっているということが多い場所です。
「ブラシタイプ」と「シリコンタイプ」、フチ裏を掃除しやすいのは……?
ブラシの面積が大きいブラシタイプは、フチ裏まで届きませんでした。細めのブラシやカーブのあるブラシを選ぶ、フチ裏洗い専用のブラシを併用するなど、対策する必要があります。
シリコンタイプは写真のように曲げられるので、フチ裏にも届きやすく、溝にしっかりフィット。奥の汚れもかき出すことができました。
比較ポイント3:水切れのよさ
最後の比較ポイントは「水切れのよさ」です。
ブラシ部分を水で濡らして3回水切りをし、10分後にキッチンペーパーで拭き取って水切れ具合をチェックをしました。
比較写真はこちらです。
写真のとおり、その差は歴然。シリコンタイプの圧勝! ほぼ水がつきませんでした。
ブラシタイプは今まで使っていたスポンジタイプよりも水切れはよいと感じたものの、完全に乾燥させるには少し時間がかかりそう。もっと毛の密度が小さいものなら、乾燥させやすいかもしれません。
水切れがよくないと、床に垂れたり、収納ケースの中に水がたまったりして不衛生。乾燥させるのが面倒な方は、シリコンタイプを選ぶのが正解です。
「水切れが良いトイレブラシ」の水切れのよさは、面白いくらいに本物でした!
最後に、3つの比較結果から、ブラシタイプとシリコンタイプのおすすめポイントをまとめます。
「ブラシ」VS「シリコン」トイレブラシの比較結果まとめ
◆ブラシタイプのおすすめポイント
ブラシタイプは、こびりついてしまった頑固な汚れ落としもOK。忙しくてこまめに掃除ができない方、つい汚れをためてしまいがちな方に最適です。
ブラシのヘッドの形状によって掃除できる範囲が異なります。フチ裏まで届かない場合は、フチ裏専用・すき間用のグッズで対応するのがおすすめ。ダイソーにはさまざまなグッズがそろっているので、上手に活用するとまんべんなく洗えると思います。
◆シリコンタイプのおすすめポイント
衛生面を重視するなら、水切れのよさが抜群のシリコンタイプが最適です。汚れをためずにこまめに掃除できる方、便器を傷つけたくない方におすすめ。
ブラシ自体のお手入れがラクなのも高ポイント。ひとつあればフチ裏も掃除できるので、掃除グッズがかさばらずに済みます。
自身の性格やライフスタイルに合ったトイレブラシを選んで、トイレ掃除をもっと快適に!
今使っているものに満足できていない方は、ぜひ違うタイプも試してみてくださいね。
※ご紹介した商品は掲載当時の情報のため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。
※使いやすさの感じ方は個人差があります。比較結果はあくまでも参考に留めてください。