整理収納アドバイザーの鈴木久美子です。そろそろ冬用の布団をしまう季節ですね。戸建てにお住まいの方や、押し入れサイズの大きい収納がある方は布団を収納するスペースを確保できますが、コンパクトなマンションライフだと布団をしまう場所がない、というお悩みが多いです。我が家の収納事例も含め、どうやって冬用布団をしまうかについてご紹介します。
冬用布団の収納、どうしてる?
私は日々、収納や片付けに悩む皆さんのご自宅にご訪問し、整理収納をサポートしています。
私がマンション暮らしということや、住んでいる地域的に、マンション暮らしの方からのご依頼が多いです。
とても素敵なマンションにお住まいでも、布団収納の場所がどう考えても無理な間取りもあります。押し入れや納戸がない場合、来客用の布団や、季節外の冬用の布団はどこに収納すればいいのでしょうか?
収納ケースを用意
来客用布団はないとしても、冬用の布団を家族分しまっておくだけで、かなりのスペースが必要です。
まずは布団をスッキリと収納するケースを用意しましょう。
一般的には、布団圧縮袋などを使われている方が多いです。ですが、羽毛布団は基本的に圧縮するのはよくない、という事もありますし、布団が圧縮された状態があまり好きでない方もいると思います。
我が家が使っているのは、定番人気商品のIKEAのSKUBBです。
サイズが3種類あり、私が使っているのは小:44×55×19cm(画像左)と、中:69×55×19cm(画像右)の2つのサイズです(さらにこれより大きいサイズがあります)。
お使いの布団のボリュームにもよりますが、小にシングルサイズ、中にダブルサイズの布団が入ります。
我が家では小サイズには毛布を収納しています。
ベッド下収納の活用
収納スペースが少ない場合はベッド下の収納スペースを活用することも検討しましょう。
ホコリが気になる、という方もしっかりとケースに入れていればホコリは防げます。
もちろん、ベッド下はホコリや湿気も気になる場所ではあるので、除湿剤や防虫剤を一緒に入れ収納するようにします。
私は、子どもたちの布団は丸洗い、乾燥までできる物なので、布団ケースに入れてベッド下に収納しています。
この布団ケースは、布団を購入したときのケースですが、ベッド下スペースにピッタリだったのでそのまま活用しています。
ベッドのヘッドボードの後ろを活用
上の画像には、実はダブルサイズの布団が収納されているのですが、お分かりでしょうか?IKEAのSKUBB収納ケースは、幅が19cmとスッキリしているのが特徴。四角に収納できるところもメリットです。
スリムなので、ベッドと窓際(壁)との間の隙間に立てて入れてしまうのもおすすめです。
我が家は、現在は納戸内に収納していますが、以前はヘッドボード後ろにひっそりと隠して収納していました。
少し間を開けておくと掃除もしやすくなりますし、いざというとき、収納スペースにもなります。
今回は、ベッドのヘッドボードの後ろですが、ベッド以外でも、家具と壁の隙間などに立てて収納してもOKです。
クッションやスツールにしてしまう
そもそもベッドもないし、収納スペースもない!そんな方は、いさぎよく出しっぱなしにしてしまうのはいかがでしょうか?
もちろん、そのまま出しっぱなしにするのではなく、クッションやスツールになるタイプの布団収納ケースが売っていますよ。
画像は、2年前に購入してからとても気に入っている布団収納クッションです。
シングル布団1枚が入っていますが、少し余裕がある感じです。