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[診断]自己肯定感が揺らぐ原因が判明!? 答えでわかる「あなたの思考のクセ」

Cが多かったあなたを邪魔するものは…無気力

肉体的な疲れや、失敗体験からやってくる。

人間は、生産的な行動をしたいと思う動物であり、その気持ちがあることでまた、自己肯定感が生み出される、とユンさん。

「しかしときに私たちは、やる気が出ない、だるい、何もしたくない…など生産的行動ができない、無気力状態に陥ることがあります。一歩踏み出す前に、“どうせできない”と諦めたり、“やり抜く自信がないなら、やらないほうがいい”とネガティブな予測をしてしまう、そんな思考に陥ります。

【回復法】「病気、睡眠不足など身体的な原因と感情的な理由がありますが、どちらにせよ疲れが要因。無理に理由を探す必要はありません。“できること”のハードルをできるだけ下げ、少しずつでも行動範囲を広げていきましょう」

Dが多かったあなたを邪魔するものは…依存心

生きるのに必要なものだが、人に依存するのは△。

依存というのは人間の本能。あらゆるものに依存して、人間は生きているとユンさんは言います。

「問題は依存の度合いと対象。依存心の強い人は、対象を自分より強いと思いがちで、その結果ますます自分を“弱い存在だ”と認識し、自己肯定感を下げていきます。また韓国では“決定障害”というのですが、物事を自分で決められず判断を人に委ねがちになる、というのも典型的な行動です」

【回復法】「依存自体は悪いことではないし、大事な感情なんです。まったく依存するなというのは現実的ではありません。依存するなら、例えば自然など、人間ではないものに依存してみて。また依存の対象を1つにせず、2つ3つと分散してみるのもいいでしょう」

ユン・ホンギュンさん 精神科医、自尊感情専門家、ユン・ホンギュン精神健康医学科医院院長。著書『どうかご自愛ください』(ダイヤモンド社)が韓国で120万部の大ヒットを記録した。

※『anan』2022年7月6日号より。イラスト・網中いづる 取材協力・キム・スヨン

(by anan編集部)

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