たくさんの人たちから愛され、根強い人気を誇るキャラクター、「クマのプーさん」。
おっとりとした性格のプーさんは、見ているだけでにっこりしちゃうほど愛らしい存在ですよね。
そんなプーさんが登場する子ども向けの本、『クマのプーさん』の原画約100点が、東京・立川にあるPLAY! MUSEUMに「クマのプーさん」展で公開中。
プーさんとその仲間たちが過ごす本の中の世界に、どっぷり浸れる素敵な空間になっているんですよ。
「クマのプーさん」展が、東京・立川のPLAY! MUSEUMで開催中
7月16日(土)~10月2日(日)の期間で「クマのプーさん」展が開催されているのは、東京・立川にあるPLAY! MUSEUM。
こちらの展覧会の前に開催されていた「コジコジ万博」は、かわいすぎるフォトスポットや、コジコジの世界観たっぷりの展示内容が、SNSを中心に話題を集めていました。
そんなPLAY! MUSEUMで、「クマのプーさん」展がスタート。イギリス人作家のA.A. ミルンが物語を描き、E.H. シェパードが挿画を担当した、子ども向けの本『クマのプーさん』の原画が、なんと約100点も展示されているんです!
いざ、本の世界へ!プーさんはなんでここまで愛されているの?
ここからは、「クマのプーさん」展の見どころをご紹介。
入口は本の見開きページのような形をしていて、その先にどんな世界が広がっているのかワクワクする気持ちがかき立てられます。
一歩踏み入れると、早速プーさんがお出迎え。広い展示スペースには、「Pooh AtoZ」と題して、プーさんがなぜここまで世界中の人に愛されているのか、AからZの26項目に絞り、さまざまな視点から解き明かされているんです。
プーさんファンの人は、この中から自分に当てはまる項目があるか探してみると面白いかも。
もちろんプーさんだけでなく、物語に登場するクリストファー・ロビンやイーヨーなど、他のキャラクターも紹介されていますよ。
プーさんとその仲間たちが過ごす、百町森に一瞬で引き込まれる
プーさんの魅力をたっぷりおさらいした後、やや薄暗い道を歩いてたどり着いたのは…『クマのプーさん』の物語の舞台である百町森(100エーカーの森)をイメージした空間。
「クマのプーさん」は、実は4冊にわたったシリーズで、『クマのプーさん』と『プー横丁にたった家』の物語2冊に加えて、あまり知られてはいませんが、『クリストファー・ロビンのうた』と『クマのプーさんとぼく』という2冊の詩集も出版されているんです。
ここでは、草木や風、水を想起させる特別なスペースの中で、「クマのプーさん」シリーズの物語や詩と一緒に、約100点もの原画を堪能することができちゃう。
原画を見てびっくりするのが、歴史を感じさせないスタイリッシュでおしゃれな配色。ディズニーによってアニメーションされたプーさんは、鮮やかな黄色をしていますが、原画のプーさんはどこかクールトーンで洗練された雰囲気に仕上がっています。
いろいろなシーンが展示されていて、愛くるしいキャラクターたちの表情や仕草に、終始「かわいい~!」の声が止まらなくなっちゃう。
約100点ある原画の中から、お気に入りの絵を見つけてみてくださいね。