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畳を中心にカルチャーの混ざり合う住まいを考える。1K・23㎡一人暮らしのインテリア[私らしく暮らす]

インテリア

「畳を軸に色々なカルチャーがバランスよく感じられる部屋が作りたくて、このスペースがより多様性を見せるために象徴的なスペースとなっていますね」

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左側のスペースには他にも、日々の通勤からお休みの日の移動にも使われているお気に入りの自転車が置かれています。

「自転車はいくつか見てまわったのですが、どうしても他の人も使っているような量産型のものは愛着が持てませんでした。そんな中で知り合いに紹介してもらった磨き屋自転車のおっちゃんがすごく素敵な方で、おっちゃんとそのおっちゃんの作ったビンテージの自転車に惹かれて購入しました」

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「京都にあったNISHIKIのビンテージフレームに色が禿げてしまっているところもおっちゃんが金継ぎで修復してくれています。赤と金の配色がとても良いですね」

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「その他のパーツもサドルにフランスのパーツを使うなど、センスがひしひしと伝わってきて愛着がすごく湧くんです」

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畳の上ではありませんが、この自転車もまた混ざり合うカルチャーの中で、しっかりと存在感を示すアイテムとなっていました。

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一方で右側は現代の作品が中心。好きなアーティストの作品やドローイングブックが並びます。

「配置するときは大きさのバランスと色合いがうるさくならないよう気をつけています」

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こちらのスペースで特にお気に入りだと話されるのが東京香堂のお香。様々な香りを試された中で、しっくりきたという好みの香りがポイントのアイテムです。

「元々は知り合いからプレゼントでもらったのがきっかけでした」

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「色々なお香やアロマを試しましたが、ここの香りが一番静かで深みのある香りで重宝してます。また作家さんが山の上のアトリエで作られているというストーリーにも惹かれました」

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両サイドの間を取り持つように、中心は植物を中心としたナチュラルテイストな空間を意識されていました。

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「モンステラや多肉植物を部屋に置いています。植物は空間に落ち着きと清潔感をもたらしてくれるとともに、一緒に成長できる良いパートナーとしても気に入ってますね」

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各スペースにテーマは持ちつつ、全体で見ても違和感の無いように意識されている様子が印象的でした。

「自分にとって落ち着きがあってアイデアが降りてくるような空間を大切にしたいと思っています。全体的なバランスも考えつつ、モノとしてのカルチャーや作者のカルチャーに心惹かれるアイテムを選んでいきたいですね」

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現在のお部屋は一時的な住まいということで、来年にも今より広いお部屋を検討中だと話すizumiiさん。

「インテリアは空間が広くなる分、有名な建築家さんのものも増やして楽しんで行けたらと思っています。特に畳のあるお部屋ともゆかりのあるシャルロットペリアンやチャールズ・イームズの家具は畳と合わせて使ってみたいですね」

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畳を中心に、身の回りの方々からの情報や出会いも大切にされながらお部屋を作られているizumiiさん。
この住まいで出会ったものや培われた空間づくりの経験が、次にどんな住空間を生み出していくのか、今後の発信にも目が離せません。

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