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美肌や腸活にも!栄養士がすすめる、「夜」に摂取するべき栄養素5選

美容や健康に役立つ栄養素も、摂取するタイミングを意識すると、より効果的に栄養素のもつパワーを引き出すことができます。今回は、“夜”に摂取するのがおすすめな栄養素を5つご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

夜に摂取するのがおすすめな栄養素とは?

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夜は、1日の疲れがたまる時間。疲れをとるために必要な栄養素を摂取することで、次の日からも健やかに過ごすことができます。

また、夜には「腸のゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯があることから、腸活に役立つ栄養素を摂取したり、良い睡眠をとるために役立つ栄養素を摂取するのがおすすめ。

夜に摂取することで、疲労回復や美肌づくり、腸活に役立つ栄養素をご紹介したいと思います。

栄養士おすすめ!夜に摂取すると良い栄養素5選

リモネン(レモンなどの柑橘類)

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リモネンとは、レモンやオレンジなどの柑橘類の皮に含まれる香り成分のこと。リモネンが体内に吸収されると、脳内でα波が出ることが分かっています。

α波は、リラックスしたときに出るものですので、リモネンを摂取することでリラックス効果が得られます。

寝る前は、1日の疲れやストレスが溜まっているかと思います。ストレスを感じると交感神経が高ぶって寝付きが悪くなるため、リラックスすることで副交感神経を優位にし、質の良い眠りをとりましょう。

リモネンは、柑橘類の皮を傷つけるなどして香りを立たせて嗅ぐだけでも効果が得られます。そのため、摂取する時間がない人でも、“香りを嗅ぐ”だけで良いため、手軽に取り組めるかと思います。

イミダゾールジペプチド(鶏肉)

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イミダゾールジペプチドとは、鶏肉に多く含まれる、アミノ酸が2つ以上結合したペプチドと呼ばれる成分です。

イミダゾールジペプチドに特徴的なのは、疲労回復効果があること。体や精神の疲れが溜まっているということは、筋肉や脳の細胞で酸化ストレスが高まっており、活性酸素が過剰になっている状態です。

イミダゾールジペプチドには抗酸化作用があることから、活性酸素を取り除いて、疲れをとる働きがあるのだそう。さらに、疲労の原因物質の一つである“乳酸”の分解にも関与しているため、1日の疲れをとるのに役立ちます。

また、イミダゾールジペプチドには抗酸化作用があるため、アンチエイジングにも役立ちます。

鶏肉には良質なタンパク質が含まれていることからも、夜に食べることで寝ている間の美肌づくりにも役立つため、疲労回復効果だけでなく美容にも効果的といえます。

カルシウム(牛乳・乳製品)

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カルシウムは、歯や骨を丈夫に保つ働きがあることで知られていますよね。他にも、緊張や興奮を抑えて、ストレスを和らげる効果があるため、1日のストレスを和らげるために“夜”に意識して摂取するのがおすすめです。

さらに、カルシウムは、1日の中でも“夜”に摂取すると吸収率が高くなることが報告されていることからも、効率良くカルシウムを補給するためには、やはり“夜”に摂取するのが適していると考えられます。

牛乳やヨーグルトなどの乳製品には、カルシウムが豊富に含まれているため、ぜひ夕食や夕食時に取り入れましょう。寝る前に摂取する場合は、体が冷えないように“ホットミルク”や“ホットヨーグルト”にして食べるのがおすすめですよ。

乳酸菌(ヨーグルト・キムチ)

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朝起きてから15~19時間経過すると、“腸のゴールデンタイム”と呼ばれる時間帯になります。

腸のゴールデンタイムとは、細胞や組織が修復・再生される時間帯のことで、この時間帯に腸内環境を整える働きがある栄養素を摂取すると、効率良く“腸活”することができます。

乳酸菌は、善玉菌そのものであり、腸内を酸性に保つことで悪玉菌が増えるのを抑え、腸内環境を整える働きがあるため、おすすめです。ヨーグルトやキムチ、味噌、漬物などの発酵食品に多く含まれています。

また、“食物繊維”や“オリゴ糖”など、善玉菌のエサになるものを一緒に摂取すると、さらに腸活に効果的なのだそう。そのため、とろろ昆布や干し柿、バナナ、はちみつなどの食べものと組み合わせて食べましょう。

朝6時に起きたとすると、腸のゴールデンタイムは21時~25時になるため、夕飯時や寝る前に摂取すると良いかと思います。

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