整理収納コンサルタントの須藤昌子です。水回りのお掃除が憂鬱に感じる方は、多いのではないでしょうか。少し放置すると、ぬるぬるになってしまったり、水垢がついてなかなか落ちなかったり…。こうしたことが、憂鬱の原因になっているのかもしれませんね。でも、毎日使う場所だからこそ、簡単に掃除できるようにするコツを知って、きれいに保つようにしていきましょう。
1.使いやすさ+お掃除のしやすさを保つ
使うモノを出しておく、使うモノでもしまう、使いやすさは人それぞれ感じ方は違います。
ですが、使いやすさばかりに目を向けてしまう事で、ラクな掃除が出来ない状態になっていることもありますので、注意が必要です。
出しっぱなしは、「使って戻す」がラクになりますが、お掃除の際には、出してあるモノを移動しなければならなかったり、出しっぱなしだからこそ、ほこりや水はねによる汚れのお掃除が必要になったりすることも忘れないでください。
簡単にお掃除が出来るようにするためには、出しておくモノの数を出来るだけ限定して、簡単にきれいに保てる状態にしておくことも大切です。
2.掃除グッズは最小にする
さまざまなメーカーから、色々な種類の洗剤が販売されていますので、どれもきれいにお掃除できそうだ!と手にしてしまいがちです。
でも、あれこれと持ってしまうと、洗剤を置く場所がいっぱいになってしまう事や、使い方を読み返すだけでもお掃除が面倒になってしまう、なんてこともあるかもしれません。
そんな状態にならないためにも、出来るだけ万能な洗剤1つを定番として使うように心がけましょう。
日々のちょこちょこ掃除が出来ていれば、汚れを落とす際も、いつも使っている洗剤で簡単に汚れ落としが出来るはずですから、お掃除のハードルも下がり、きれいを保ちやすい環境を作ることが出来ます。
特別なモノを用意するのではなく、「いつも」のモノを使うと決めておけば、気持ちもラクにお掃除が出来るようになり、ズボラさんでもきれいを保つことが出来ます。
3.掃除のタイミングを決める
少し放置しただけで、水回りは、触りたくない状態に変化しますから、何かをやるタイミングでするとか、曜日を決めるなどして、長く放置しないようにすることも大切なポイントです。
そのためにお勧めなのは、自分がトイレを使うタイミング、歯を磨くタイミングで、ササっとお掃除をする「ながら掃除」や「ついで掃除」です。
ちなみに私は、キッチンのシンクの夜のお掃除を朝のタイミングへ移動しました。夜は、エネルギーが切れて、掃除することがより憂鬱に感じてしまうからです。
サクサク動けるタイミングのお掃除に変えただけで、憂鬱な掃除は、気持ちよいと感じるものに変化しました。「ついで掃除」や自分が無理だと感じないタイミングを見つけて、掃除が出来ると負担にならず、楽しくきれいを保つことが出来ます。
4.まめに拭き取る
放置した水垢の掃除は、とても大変になります。だから私は洗面所では、使ったら、そばに置いている雑巾で水分をきれいに拭き取るように心がけています。
「使用するたびに、ササっとふき取る」。たったそれだけでも、水回りはきれいに保つことが出来ます。
お風呂やキッチンも水分をふき取るだけで、水垢やカビの無い、清潔な状態を保つことが出来ますから、ぜひ、試してみてくださいね。
「汚れをためない」ことが大切な水回りの掃除
憂鬱になりがちな水回りのお掃除は、まめに「汚れたら拭き取る」というシンプルな作業で、清潔に保つことが出来ます。
後回しにせずに、自分が出来るタイミングや方法を見つけて、汚れをため込まないように、シンプルな道具で簡単に掃除が出来る工夫をしていきましょう。