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[夏バテに悩んでいる人必見!]暑い夏こそ湯船につかるべき3つの理由、元気になれる入浴方法とは?

ライフスタイル

毎日暑い日が続くと、湯船につからずサッとシャワーで済ませてしまうことが多くなると思います。「湯船に入るとよけいに汗をかくし……」と思っているのかもしれませんが、それだと夏特有の疲れやだるさが溜まってしまう原因になりかねません。冷房で冷えた身体を入浴でケアして夏バテ防止に努めましょう。おすすめの入浴法もご紹介します。

夏の疲れの原因は?

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photo AC

近年ますます気温が上昇し、日中は出歩くのが危険と感じるくらい暑い日が続いています。家の中で過ごすにも、一日中冷房をつけていないと過ごせないほどです。そうやって外気温が上昇すればするほど、室内の冷房温度との差はどんどん広がっていきます。暑さと寒さの空間行き来が増えてしまうと、体温調節機能が麻痺し自律神経機能が低下。疲れやすい身体になるだけではなく、身体に溜まった余分な熱を外に出すことができなくなり、汗をうまくかけなくなる、ということも問題も起こります。それらの不調が疲れやだるさを引き起こし、末端冷え性やむくみの原因にもつながってしまうのです。

このような夏のストレスから回復しやすい体質をつくるためには、末梢血管を拡張させ全身の血行を良くする『入浴』がなによりおすすめなのです。

夏こそ湯船につかるべき3つの理由

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photo AC

冷えむくみの改善

湯船につかると身体に水圧がかかり、手足など末端に溜まった血液が心臓へと押し戻され血流やリンパの流れを改善します。全身に血液が行き渡り新陳代謝がアップすることで、汗もかきやすくなりむくみも改善しやすく。また、冷房で冷えてしまい硬くなった筋肉を柔らかくすることで、より筋肉のポンプ作用を促し血行促進、冷えの解消にも繋がります。ちなみに、入浴の水圧はウエストを3〜6cmも細くする効果もあると言われています。

リラックス効果による睡眠改善

入浴には快眠へのスイッチをオンにする役割もあります。ゆっくりお湯につかって身体をじんわり温めることで、リラックスすることができ副交感神経のスイッチをオンに。入浴で体温を一時的に上げて、適度に下げれば心地よい眠気を感じることもできます。深い睡眠はその日の疲れを取るだけでなく、成長ホルモンの分泌促進や、自律神経のバランスを整える効果など、美容と健康にも深く関わっています。入浴によるリラックス&快眠効果で十分な休息がとれて、暑い夏でも疲れにくい健康な身体をつくることができるのです。

免疫力アップ

そもそも「免疫」とは、私たちの身体にもともと備わっている、細菌やウイルスから身体を守るシステムのようなもの。目に見えない細菌やウイルスは常に私達の身体の中に入ってきますが、簡単に病気にならないのはこの免疫機能が正常に働いているからです。免疫力が低下する原因は、疲労、睡眠不足、不規則な生活、自律神経の乱れや体温の低下などさまざま。

ここで特に注目したいのが「体温」です。”冷えは万病の元”といわれますが、実際に体温が1度下がると免疫力が30%下がると言われています。病気になったときに発熱するのは、身体が免疫力を高めるために体温を上げているから。つまり、暑い夏でも身体を冷やさないように入浴を習慣化して体温を上げるよう意識することが免疫力アップに繋がり、今まさに流行しているウイルスと戦う身体をつくってくれるのです。

夏のおすすめ入浴法

『半身浴』

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肩までつかる「全身浴」と違い、バスタブの中に座った状態でみぞおち程度まで体をお湯につけて入浴するのが「半身浴」です。身体に対する水圧が低いため、心臓に負担がかからず長時間の入浴に向いています。37〜39℃くらいの気持ちいいと感じる程度のお湯を浅くはって、 15〜20分程度つかりましょう。

また、夏の冷房で冷えた身体は、下半身に水分を溜めやすく血流も滞りやすくなっている状態。水圧作用に加え、じんわりと下半身から温めることで、溜まった血液やリンパ液を上半身へ押し戻す働きが高まり、血流改善やむくみ解消につながります。お気に入りのアロマやバスソルトなどリラックスアイテムを加えると、より1日の疲れが取れやすくなりますよ。入浴前の水分補給も忘れずに。

『寝湯』

名前の通り、寝ながらお湯につかる入浴法です。後頭部を支点にお湯の浮力に身を任せて寝るように体を横たえてみてください。肩や首がこっているときは、首のあたりまでお湯につかるのがおすすめ。浮力によって肩の筋肉の緊張がやわらぎ、温熱の作用で首や肩の血行が促進されます。首や肩に頭の重みがかからないことと重力から開放されることで、高いリラックス効果を得ることができます。

『朝の1分シャワー』

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夏場は暑くて夜中に目を覚ましてしまったり、朝起きたら寝汗がひどい、なんてこともありますよね。私たちは寝ている間、平均でコップ1杯分の寝汗をかくと言われています。

寝汗からくる身体の冷えも実は夏場に多く見られるトラブル。そこで、寝起きの冷え解消におすすめなのが、40〜41℃のお湯を1分間浴びる朝シャワー。寝ている間に下がった体温を上げて血行促進すると同時に、寝起きの副交感神経優位な状態から、シャワーの刺激で交感神経スイッチをオンにすることができるので、ぼーっとした朝をしゃきっと目覚めさせてくれます。寝ている間の汗や皮脂を洗い流すことで夏場の体臭予防にも効果大です。

まとめ

夏場はサッとシャワーで済ませがちですが、夏でも湯船につかると身体にとっていい効果がたくさん。なんとなく疲れが取れなかったり、身体のだるさや重さを感じたら、しっかり湯船に浸かる習慣をつくってみると夏バテ防止につながるかもしれません。自分にあった入浴スタイルを見つけて、楽しみながらバスタイムを過ごしてみてください。

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