リモートワークをきっかけに始めた、湘南での暮らし。北欧アンティークやアートで彩る、海外風アパルトマンのような一人暮らしの1DKを拝見しました。
リモートワークをきっかけに始めた、湘南の暮らし
micoさんがお住まいなのは、30㎡ほどの賃貸の1DK。海が好きでサーフィンにも興味があったというmicoさん。リモートワークで出社の必要がなくなったことをきっかけに、1年ほど前に湘南エリアへとお引越しされてきました。
「湘南は個人商店が多くて街に活気があり、海以外にも楽しめることが多いです。それに海が近いので、環境に配慮した商品が多かったり、循環サイクルを大切にしていたり、ビーチクリーン活動にもすごく協力的な人が多いんです。自分の意識もすごく変わって、自然と身についてくる感じです。その影響で、お部屋の中も使えるものはできるかぎり違う形にして再利用するようにしていて。本棚もいらなくなった木材を使ってDIYしたり、いらなくなった布は藍染して違う形で楽しんだり。エコ思考に変わってきています」
温かい季節は、日の出とともに海に行き、コーヒーを飲んで帰ってきたり。日の入りに合わせて仕事も早く終わらせて、海をみながらお酒を一杯飲んで帰ってくることも。憧れのライフスタイルですね。
お部屋の広さは8.5畳ほど。手前にベッド、奥に一人がけのソファとリモートワーク用のデスク&チェア、そして窓辺にたくさんの植物を配置されています。
一人がけのソファは、雑誌や本を読んでゆっくりする時間を持ちたくて導入したもの。かけられている印象的なスローケットは、好きなフランス人アーティストさんがデザインされたもの。このスローケットを主役にするため、他のファブリックは無地にするなどバランスをとっていらっしゃるそう。
ベッドは、ゴロンと寝転んでプロジェクタで映像を楽しめるようにと考えたら、自然とこの位置に。部屋の真ん中にベッドがある配置、なかなかしっくりきますね。
リモートワークで活躍しているシンプルなデスク&チェア。テーブルの上に置かれているちょうどいいサイズのシンプルな加湿器はスリーコインズのもので、重宝しているのだそう。
「テーブルがここにあると、日中、光をあびてはつらつとし、元気になれるんです。ちょっと眠いな、ていうときも、ここに座ると“やるか”という気持ちになって仕事が捗るので、この配置が気に入っています」
たくさんの観葉植物も、すべて窓際に集合。テーブルのすぐ横にあるので、仕事のときにも目に入って、元気をくれます。
アンティークのドレッサーに、テンションの上がるアイテムを集める
ベッドの横に置かれている、アンティークな雰囲気が素敵なドレッサーは、実はお部屋に備え付けのものだったのだそう。
「アンティークっぽいドレッサーですごく可愛かったので、これを生かすインテリアにしようと思って。ファブリックを購入するときは色味の統一感を意識していて、パステル系というよりもくすみがかった色を選ぶようにしています。ドレッサーの隣の緑のバンカーズランプは、あえてシェードの部分が濃い緑のヴィンテージっぽいものにしてみました」
ドレッサーの上には、見せたいコスメや雑貨をあえて出して並べるようにして、気分があがる空間を作られているそう。
ソファの周りは、一番こだわって空間をつくられている場所。
「パリとかヨーロッパとかのアンティーク雑貨がすごく好きで、アパルトマンっぽい雰囲気にしたいと思って。古本屋さんで洋書を買って置いたり、アンティークっぽい雑貨やアートを取り入れました。アートのフレームも太めのものにして重厚感を持たせてアンティークっぽく、統一感を持たせるようにしています」
こちらはりんご箱を台に載せて作られているオープン収納。