見た途端、つい目を奪われて、“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第49回目は、愛らしい猫たちの表情に癒されるクッキーです。
猫好きのためのお店が手掛けた猫クッキー缶
二本足で立つ6匹の猫がユーモラスなパッケージが印象的なNEKO LAB.の「猫クッキー缶 大缶 ホワイト」。
NEKO LAB.は「ただただ猫が好き」をコンセプトに2021年9月にスタートした焼き菓子や雑貨を扱うお店。猫によって繋ぐ縁を、スイーツや雑貨で表現しています。
NEKO LAB.は、大阪府の河内山本駅にあるカフェ『FRANCY JEFFERS CAFÉ』が発祥。「BIKE(自転車)×BAUM」をテーマにした店内では、自転車の後輪にある変速機『スプロケット』を模したバウムクーヘンが販売されています。
場所柄、男性客が多かったのですが、「もっと女性のお客様にも響くお店にしたい」というスタッフの思いから、NEKO LAB.が誕生したそうです。
お店の名前は、「猫好きのための研究所」という想いを込めて命名されたそう。これまでも、絵本作家や写真家とのコラボ缶や、季節限定缶など猫をモチーフにしたスイーツ作りを行ってきたNEKO LAB.。猫と猫好きさんや、企業とどんどんその縁を広げています。
「猫クッキー缶」の蓋を開けると、こちらを見つめる大粒の瞳の猫のクッキーが。NEKO LAB.オリジナルの型で作られたクッキーは、存在感抜群。思わず食べるのをためらってしまいそうです。
紅茶クッキーやチェリークッキーという個性豊かな8種類のクッキーと、ピンクや黄緑色のキラキラとした金平糖がぎっしりと詰まっています。
缶に描かれた猫の愛らしい姿を見ていると、残暑が吹き飛ぶ気がしてきます。まさに作り手の熱意がこもったスイーツです。
猫クッキー缶で人や猫との縁をつないで欲しい
猫の形を活かした食べ方をしたいと思ったら、2枚の猫クッキーでバニラアイスを挟んで食べてみるのもお薦めです。即席アイスサンドのできあがり。サクっとしたクッキーと、ほんのりとした甘さのバニラがよく合います。
間に挟んだアイスの側面に、クッキー缶に入っている金平糖をトッピングすると華やかになりそうです。涼しい季節になれば、アイスの代わりに生クリームを用意して挟んでも美味しく食べられますよ。
クッキーをお皿に盛りつける時には、絵を描くようなイメージでシンプルな皿に盛りつけると、より猫クッキーの可愛さも引き立ちます。金平糖で首輪を作ってもかわいらしいですね。缶のまま出しても、盛り付けてもおもてなしになるクッキー缶です。
食べ終わった後の缶も、取っておきたくなるクオリティです。いつまでも愛らしい猫との縁が続く猫クッキー缶。身近な人への贈り物から、自分へのご褒美まで。ぜひ縁をつないでみてください。