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家にあったら要注意!プロが教える「片付けが苦手な家によくあるモノ」4選

ライフスタイル

整理収納コンサルタントの須藤昌子です。片付けに悩む方々のおうちへ伺う中で気付いたのは、部屋に置いてあるアイテムに共通点が多いこと。片付けに悩むならば、その共通のモノをためない工夫をすれば整ったおうちへ近づけるのではないでしょうか。今回は、どんなモノが散らかりの原因になるのか?を知りながら、片付けをするためのヒントをご紹介したいと思います。

①宅配で配送されてきた箱と空き箱

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通販でモノを手にしやすくなったこともあって、手元に届いたまま、開封せずお部屋の片隅に放置してある光景をよく目にします。

そのままにしてしまう理由は、「使う」より「手に入れる」ことが目的だったのかもしれないということです。

せっかく、“使いたい”と思って手にしたモノですから、使えるように、取り出しておきましょう。

箱に入れたままですと、何が入っているかも忘れてしまう事にもなりますので、まずは取り出す事。そして、空き箱はまとめる場所を決めておくだけで、おうちは整っていきます。

②ビニール袋

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ビニール袋は、最近はレジで購入しなければならなくなったこともあり、おうちのゴミ箱用にと、今までよりため込んでしまいがちです。

ですがビニール袋は、今あふれているという事は、これからも手元に入ってくるはずです。数を決めて、収納場所からあふれないように気を付けることで、散らかりを防ぐことが出来ます。

「無くなったらどうしよう」と思いがちですが、あふれる程にたまったビニール袋は、すべてを使い切るまでには、時間がかかりますし、これから先は、ビニール袋に変わるモノも出てくるかもしれません。

そうなると、たくさんのビニール袋を捨てることが大変になるかもしれません。無くなることを心配することよりも、まずはおうちの散らかりを無くすことから始めましょう。

③封書

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ポストから取り出してきた郵便物。ついつい「忙しいから後で」と机の上において、そのままになりがちです。その繰り返しをするうちに、毎日おうちに届く封書は、机の上にいっぱいになってしまいます。

すると、「後で」やるべきことが、簡単には終わらない状態になっていきます。

人は誰でも「面倒くさがり」なので、ため込むことで、さらに「封書の確認をしたくはない」という気持ちになってしまいます。

そうならないために、封書はどんなに忙しくても、まずは開けて、その場で取っておくか処分かを決める事をお勧めします。

また、取っておくと決めたものに関しては、クリアケースに入れる等、すぐにどんなものか分かるように保管できると、欲しい時にすぐに確認できる形に変えていくことが出来ます。

④お手拭きと割りばし

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コンビニでもらう「おしぼり」や「割りばし」。使うからともらって来るのに、おうちにはたくさんある。

その理由は、持っている事を忘れている、すでにおうちにある、使うより家に入ってくるスピードの方が早いという事ではないでしょうか。

お手拭きなどは完璧な密閉状態ではありませんので、時間が経つ事で乾燥してしまい、お手拭きとしての役割を果たせない状態になってしまいます。

せっかくのモノを使えない状態にしてしまう事にもなりますから、使うだけをもらう、使わないならもらわないなど、おうちにたまらないルールを決める事をお勧めします。

おうちにためることで、「収納場所」を考えなければなりませんし、「収納場所の確保」も必要となります。必要なモノを使いきれる状態にしておけば、手にしたものをしっかり使い、モノを無駄にすることも無くなります。

日々、ため込まないことが大事

おうちの散らかりにつながるモノは、ちょっとした工夫やルールを決めることで、整えていくことが出来ます。

少しずつでも、モノの持ち方を見直しながら散らかりを無くしていけると良いと思います。

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