今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
自己教育の是非とその行方
今週のみずがめ座は、陥りがちな大いなる矛盾を、冷静に突き放していこうとすること。
一兵卒として日中戦争に従軍し、敗戦を上海で迎えた作家の武田泰淳は、そうした自身の経験に基づいて書いた「限界状況における人間について」という評論の中で、次のように述べていました。
「戦場における人間は、日常における家庭人とはまったく違った生きものになる。これは戦場に立った体験のない若い世代の人には、容易にのみこめないおそろしいことである。常識をよくわきまえた健全な家長であったはずの自作農が、戦場では、鬼畜のような悪をやってのけることがある。」
あなたもまた、どこまでも精緻に時代や社会と向き合っていくための姿勢を整えていくべし。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
秋と書いて“飽き”と読む
今週のうお座は、ひょいと漏れ出ちゃったものは仕方ないよねって感じの星回り。
『月に飽く夜道を寒き欠びかな』(佐久間法師)という句のごとし。秋の夜空に映える月と言えば、たとえ気分が乗らなくても、どうも否が応でもテンションを上げたり、風流がらねばならないといった向きが伝統的にある訳ですが(占星術でも月をめぐる議論は盛り上がりがちだ)。
掲句は「(そういう)月に飽きてきた」と言い放ち、素っ気なく「欠(あく)び」をして、ドロンを決め込もうとしているという意味で、斜に構えている、異端だなどと言う人もいるかも知れません。
あなたもまた、肩ひじ張らずに飄々と過ごしてみるくらいでちょうどいいでしょう。
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