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若い人ほど“大丈夫”という返事を嫌う理由「マツコのコメント」が反響呼ぶ

仕事で「大丈夫」という返事を求められることに悩む20代会社員。様々な意見が挙がるなか、マツコさんの的確なコメントに反響。

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24日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に、タレントのマツコ・デラックスさんが出演。

マツコ・デラックス

仕事で「大丈夫」という返事を求めることに、微妙な世代間ギャップが生じている問題について、マツコさんの的確なコメントが反響を呼んでいます。

■仕事で「大丈夫」を求められることに疑問

番組では、システム開発を行う中小企業に務める20代会社員女性の悩みを取り上げた記事を紹介。

女性は、「大丈夫」という回答を欲しがる人に困っているといい、自身は認識の齟齬が生じないよう「AについてはBの方法で確認しました」「遅延が発生し次第こちらから報告致します」などと回答しているそう。

それでも、「それで結局大丈夫なの?」と聞いてくる人にどう対応すれば良いのかと、悩みを吐露しています。

■誠意をもって「大丈夫」と返事すべき場面も

この問題に、株式トレーダーの若林史江さんは「全てにおいて『大丈夫』ということはない」と前置きしたうえで、「仕事の依頼を受けて『納期はいつまでにお願いします』と言われていて、相手方は『分かりました、やります、大丈夫です』という言葉がほしいと思う」とコメント。

こうした状況の場合、「ある程度目安を立てる意味での『大丈夫』は誠意の意味でもある」とも指摘しました。

■マツコ「世代間の話かなって思う」

一方で、「何でもそれのせいにするのいけないんだろうけど、すごい世代間の話かなって思う」とマツコさん。

「私らの時代はさ、根性論って言ったら変だけど、何が何でもそのときまでに間に合わすの前提で『大丈夫です!』って言って、よっぽどダメだって分かったときに『すいません!』って言うのが普通だったじゃない」。

「たぶん今の子たちの感覚って、確実に大丈夫じゃないと『大丈夫』って言わないんじゃない? だから、そのへんのニュアンスの差があると思うから、あんまりこの20代のお嬢さんに言い過ぎるのって違うのかなって」と、世代間の感覚の違いに言及しました。

■曖昧な“大丈夫”を多用した世代も問題

若林さんが、「(若い世代の人は)いつになったら大丈夫って言えるの?」と疑問を訴えると、「“大丈夫”がもうないのよ。だから前日に、もう明日確実に納品できるって分かったときに初めて『大丈夫』が出てくるのよ」とマツコさん。

続けて、「私たちジジイ・ババアも悪いのはさ、『大丈夫』で大丈夫な確率って半分くらいじゃん。その『大丈夫』を曖昧に使いすぎてきたのものあるよね」ともつぶやき、これには共演者からも「その反発が、20代にあるのかもしれないですね」といった声が。

視聴者からも、「大丈夫問題…共感…昔と今のギャップ」「揚げ足取られないようにしないとだからね。『大丈夫』なんて曖昧なこと言いにくいっていうか」とマツコさんに共感する声や、「取引先が大丈夫です、って言葉が欲しいのは解るなぁ」と、若林さんの意見に共感したという声も投稿され、反響を呼んでいます。

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