ロウソク作家として活動されている暮らしのつづりさん。小さな平屋のおうちには、蚤の市やネットオークション、古道具屋さんで購入した、「古くて、よいもの」がたくさん。季節の手しごとと古いものを大切にして暮らす暮らしのつづりさんに、買ってよかった3つのアイテムを伺いました。
海辺の町の小さな平屋で二人暮らしをしていらっしゃる暮らしのつづりさん。ロウソク作家として活動される傍ら、古道具やヴィンテージのアイテムがたくさん集められた、素敵な暮らしの風景をYouTubeで発信されています。
お住まいは76㎡ほどの1LDK。ひとつひとつ丁寧に選ばれた家具や照明に、うっとりとしてしまう空間。
シンプルな空間に、蚤の市やネットオークションで集められた、古い家具がとても似合っています。
ロウソクの小さな灯りに、季節のお花を添えて。
暮らしのつづりさんに、買ってよかった3つのアイテムをお聞きしました。
古道具の木製スツール
ネットオークションで10000円ほどで購入
「日本の古家具が好きで、少しずつ買い揃えたり譲り受けたりしています。手持ちの古いテーブルに合う椅子を探していたところ、こちらに出会いました。
椅子としてはもちろん、ベッドやソファーのサイドテーブル、花瓶をのせて花台にしたりと色々な用途で使えるところが気に入っています。
暮らしぶりが変化して、間取りが変わったり、家具の配置を大きく変えたりした中でも必ず居場所があって、もともと物を頻繁に買い換えることが苦手な私にとって、こうして長く寄り添える物に出合えたことが喜びです」
小さなガラスケース
「古道具チクタ(島根県出雲市)」で12000円ほどで購入
「これまで透明プラスチックのケースにまとめて収納したり、小さな器に並べるように置いていたアクセサリーたち。これでは心許ないなと、もっと大切に収納出来たらと思い、こちらをお迎えすることにしました。
お気に入りの作家さんのブローチなど思い入れのあるアクセサリーをゆったり並べています。自分だけの小さなギャラリーのようで、自己満足なのですが、見るたび嬉しくなります。小さなアクセサリーが埃を被るのも防いでくれるので掃除も楽になりました。
お出掛けの際に身に付けるだけではなく、家時間に眺める楽しみも加わりました。大切な物を大切に収納することで、こんなにも心持ちが変わることに気付き、それだけでなんだか豊かな気持ちになりました」
小ぶりな木製棚
廣島蚤の市で3500円ほどで購入
「もともとは壁に設置して飾り棚のように使おうと思って購入したのですが、持ち帰って壁にあててみたり、ああでもないこうでもないと色々していた中で、ここも良いかも!と、水屋(食器棚)の上に置いてみると、高さも奥行きもなんだかぴったりフィット。そこにあったお茶の小物がすっきりと片付きました。
片付いたことで、棚の前に出来た水屋上のスペースは、作業台としてや家事の合間に一人お茶を楽しむ時間にも使えるようになり、台所時間が豊かに変化しました。
奥行き、高さ、ともに丁度いいサイズ感と古材の雰囲気が今の暮らしに合っているように思います」