心を落ち着かせたいとき、ストレスから離れたいとき、穏やかな気持ちで眠りにつきたいとき。そんな場面で寄り添ってくれるのが香りの力。今回はじわじわと人気が高まっている「お香」の魅力に迫ります。和の香りに包まれてお部屋の中に心安らぐ空間を作り出しませんか。
お気に入りの香りに出会う「一香一会(ICHIKO ICHIE)」
天然由来のお香がふんわり香る
現代では手に入れることさえ難しい稀少な天然香木や精油を一つひとつ集めて自然が生み出す香りそのものを引き出した「一香一会」のお香。きつい香りではなく、日々の生活に馴染む穏やかな香りが魅力です。
フルーティな甘さが魅力。チューブローズの香り
「一香一会」のお香は、一回あたりおよそ15分間香りを楽しめます。今回選んだのはインセンススティックのチューブローズの香り。箱を開いた瞬間にふわっと華やかな香りが溢れ、火をつけると甘さとフルーティさがミックスされた香りが漂います。落ちていく灰も白くてきめ細やか。
一香一会 INCENSE STICKS TUBEROSE(30本入り)¥1,320(税込)
お香のイメージを覆す手軽さが魅力の「hibi」
10分間のお香タイムで気持ちを切り替え
カジュアルにお香に親しめる「hibi」は初心者におすすめ。淡路島のお香と播磨地方のマッチが掛け合わされてできたお香スティックという斬新さ。火をつけたマッチ自体が香りを放つ構造になっているので、あらかじめ別で着火具を準備する必要はありません。
また、10分程度で使い終わるので、ちょっとした空き時間にほっとひと息つきたいときに役立ちます。小さな紙箱に入った「hibi」は軽くて持ち運びにも便利なので、旅先でいつもの香りに癒されたい時も重宝すること間違いなし。
イランイランの香りを使ってみた
「hibi」の使い方はシンプル。まず紙箱に付属している側薬でマッチを擦り、火をつけます。自然に火が消えたら専用マットに寝かせるとセット完了。イランイランのほんのり甘くてクリーミーな煙が漂います。お香特有の灰の香りというよりはルームフレグランスに近いイメージの香りを楽しめますよ。
レギュラーボックス イランイラン(8本入り/専用マット付)¥770(税込)
京都の老舗「薫玉堂」で香りの世界に浸る
420年以上の歴史を持つ京都の老舗ブランド「薫玉堂」
文禄三年(1594年)、京都の地に誕生した日本最古の御香調進所「薫玉堂」。香木や植物を原料にこだわりの調香方法でつくられた「薫玉堂」の香りは長きにわたって人々の心を癒し続けています。
「薫玉堂」実店舗では香袋調香体験のワークショップが開催されているのでお香の世界により深く触れたいという方は要チェック。
和の空間を演出する音羽の滝の香り
まずはいろいろな香りを試してみたいという方はこちら。6種類の香りと香立てがセットになったアイテム。初めてお香にチャレンジする方やプレゼント用におすすめ。2種類の試香アイテムの中から今回は「藍」をチョイス。こちらは堺町101、美山のレンゲ、音羽の滝、八瀬の薫衣草、三室戸の蓮、宇治の抹茶香りの詰め合わせ。
画像は人気の香り「音羽の滝」にチャレンジした時のもの。決してきつくない香りがさりげなく漂い、心が落ち着く空間を作ってくれます。気分はまるで山奥のお寺の中にいるよう。
試香 藍(19本入)¥1,650(税込)
文香で大切な人に香りを届ける
お香のほかにも「薫玉堂」には日々を彩る香りアイテムが豊富に展開されています。ライターが注目した「文香」は、ギフトを贈る際などに一緒に香りも届けられる心遣いの利いたアイテム。相手のイメージに合わせた香りを心を込めて選べば、きっと相手への気持ちもスムーズに伝わることでしょう。香りに感謝の気持ちを託してみませんか。
文香 朝顔(3枚)¥1,320(税込)