クリスマスのお花としても人気の「ポインセチア」。名前の由来や色別の花言葉とあわせて、おすすめのポインセチアモチーフの作品をご紹介します。
ポインセチアの名前の由来と和名
ポインセチアという名前は、メキシコで自生していたポインセチアをアメリカに帰国する際に持ち帰って世界に普及させた、アメリカの初代駐メキシコ大使・ポインセット氏の名前に由来しています。
日本に伝わったのは明治時代で、和名は「猩々木(しょうじょうぼく)」といいます。猩々とは中国の古典書物に登場する赤い顔をした架空の動物のことで、ポインセチアの赤に由来してこの名がついたといわれています。
ポインセチアの開花時期と特徴
ポインセチアは、メキシコを中心とした中央アメリカに分布するトウダイグサ科の植物です。日本の開花時期は11月〜2月頃。クリスマスシーズンによく見かける赤色が特徴的な植物ですが、自生地のメキシコでは、樹高が2~3mほどに生長する常緑性の低木でもあります。また、もともと赤色だけでしたが、品種改良が進みピンクや白のものも流通しています。
ポインセチア=クリスマスになった理由
17世紀にメキシコに移り住んだ宣教師たちが、赤いポインセチアと出会います。赤は「清純なキリストの血」、緑が「永遠の象徴」、白が「純潔」を表すことから、縁起のよい植物として「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ぶようになりました。最初は、キリストの誕生祭の行列で使われ、徐々にクリスマスの飾りとして使われるようになったといわれています。
ポインセチアの花言葉
ポインセチアはクリスマスに飾られる花であることから「祝福」「幸運を祈る」「聖なる夜」「私の心は燃えている」などの花言葉がつけられています。
ここからは色別の花言葉をご紹介します。
赤いポインセチアの花言葉
赤いポインセチアの花言葉は「祝福」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」などがあります。ポインセチア=赤のイメージが強いことから、ポインセチア全体の花言葉とほぼ同じです。
ピンクのポインセチアの花言葉
ピンクのポインセチアは気品あふれる見た目から、「清純」「思いやり」という花言葉がつけられています。
白いポインセチアの花言葉
白いポインセチアの花言葉は「祝福を祈る」「慕われる人」。白といえばウェディングカラーであることから、このような花言葉になったといわれています。
青いポインセチアの花言葉
「ひねこさんの「【ポインセチアピアス・イヤリング】*Christmas time*【ブルー】」
青いポインセチアは、白いポインセチアに着色したものなので、花言葉はありません。