頻度の折り合いは「簡単なスタンプ」でもOK
たとえば、LINEのやりとりが億劫な人でも、「おはよう」と「おやすみ」のスタンプを押すだけであれば、そこまで大変ではないはず。
LINEをあまりしたがらない恋人であっても、こうした妥協点を見つけられるかもしれません。
心の隙間を「LINE以外」で埋める
また頻繁にやりとりをしたい人であっても、恋愛以外に夢中になるものが出てくれば、そこまでLINEの頻度にこだわらなくなってくることもあります。
LINEのやりとりで自分の心の隙間を埋めようとしている人は、恋人から必要とされたり、賞賛されたりすることで自分の存在価値を測りがちです。この機会に「精神的な自立」を学び、恋人のためだけではなく、自分の成長のために時間と労力をより使うことを心がけてみましょう。
LINEの代わりに心の隙間を埋めるものは、仕事や夢に限らず、趣味でもOK。
それらを通して、自分で自分を認めることができ、自己肯定できるようになると、必要以上に恋人からの返信を求めなくなってきます。そのほうがより魅力が増し、恋愛がうまくいきやすくなるでしょう。
(2)「LINEを送るタイミング」を気遣う
日中の働いている時間帯にLINEを送ったところで、すぐに返事をできる人はそう多くはないです。仕事に集中していることもありますし、会議中など返信ができる状況ではないこともありますしね。
この「今LINEのやりとりをしたい」と感じる自分のタイミングばかりにこだわってしまうと、相手に迷惑をかけ、長続きはしないでしょう。
相手の生活を想像すれば、返事が来やすい
できることなら、朝や帰りの通勤時間、ランチタイム、仕事から帰った夜など、相手がリラックスしていそうな時間帯に送るなど、相手の状況を想像しながら送るようにすると、相手から返事が来やすくなります。
また、相手からすぐに返事が来ないからといって、不安がるようではうまくいきません。どんなときも「2人の心はつながっている」ことを信じる気持ちも大切です。
社会人になるとすぐに返信ができる状況であるとは限らないので、できることならお互いに返信を催促しないで、時に「待つ」姿勢を見せると、相手に窮屈な思いをさせずに済みます。
(3)内容は「FOR ME」ではなく「FOR YOU」
「今、つまらない」とか「今日の夕飯はパスタだったの」など、オチなし、意味なしの、単なる暇つぶしのメッセージが届いても、人によっては返事に困るもの。
淡々とお互いの意見をチャットのように送り合うカップルは一見気心が知れているようにも思えますが、はたしてそれは「コミュニケーション」になっているでしょうか?
どんなに安心できる関係性でも、「自分がただ単に吐き出したい感情」を送るのではなく、「相手に届けたい思い」「相手が喜ぶ内容」を心がけることで思いやりのある付き合いがいつまでも続きます。
“かまってちゃんメール”は、時に相手をイラつかせてしまうことも。相手の立場に立って「FOR ME」ではなく、「FOR YOU」のメッセージを心がけましょうね。
(4)何があっても「無視」はしない
どんなに信頼し合っている関係でも、油断は禁物。
相手が誰であろうと「無視」は傷つくし、信頼感は見えないところですり減っていきます。長く続くカップルは、返信が遅くなろうと、簡素になろうと「レス」することを心がけます。
それで言えば、メールの内容に対して、「了解」と自分のなかで思ったまま返事をしないのは独りよがり。
「返事をしないときは『NO』の意思表示だ」なんていう人もいますが、言われなければ相手には何も伝わりません。
きちんと自分の気持ちを伝えていないのに、相手にわかってほしいと思うのは「甘え」です。そんな些細なことでも、人と人はすれちがっていくのです。