フルーツゼリーで有名な「たらみ」が2022年5月、福岡・天神にデザートの専門店をオープン。国産のフレッシュフルーツにこだわった生ゼリーとフルーツデザートを常時約10種類販売しています。イートインもできるので早速実食してご紹介!
「たらみ」が全国で初めて手がける路面店
カップゼリーの「くだもの屋さんシリーズ」「たらみのどっさりシリーズ」などで、国内ゼリー市場トップシェアを誇る「たらみ」。長年、フルーツをおいしく食べるための発想や技術を培ってきましたが、「こだわりの生ゼリーとフルーツデザートでより多くの人を幸せにしたい」という思いから、全国初の路面店を開業しました。場所は天神駅から3分、警固神社の近くです。
「街のなかの果樹園」をコンセプトにする店内は、フェイクグリーンの緑に癒やされるナチュラルな空間で、2階のイートインの席数は、テーブル席とカウンター席を合わせて9席。週末は、女性や家族連れの客で満席になるそうです。
お店のロゴをモチーフにした木彫りのオブジェ
ショーケースにズラリと並ぶ約10種類の商品は、フレッシュフルーツにこだわる「フレッシュフルーツの生ゼリー」と、厳選されたミルクやチーズなどを贅沢に使用した「季節のフルーツデザート」の2シリーズがあります(ラインアップは季節や旬によって変わります)。
フルーツの特徴を知り尽くした職人の手で、素材の良さを最大限に引き出したゼリーは、長崎の本社工場で製造され、毎朝直送されます。
必食の「生ゼリー」はフルーツの華やかな香りもポイント
取材時の「フレッシュフルーツの生ゼリー」は5種類。写真左から「杏仁ソルティライチ」「ぶどうミックス、ミックス」「シャインマスカット」各660円、「スパークリングゼリー」460円
写真は「シャインマスカット」
「生ゼリー」はフレッシュフルーツのおいしさを最大限に引き出すため、過熱加工処理はされていません。ゼリーも甘さを抑えてシンプルにし、フルーツに合わせて味付けを変えているそう。ふたを開けた瞬間のフルーツの華やかな香りも、おいしさの決め手になっています。大粒のフルーツも食べごたえ十分!
子どもから大人まで人気なのが、3種類のフルーツが楽しめる「ミックス」(取材時は北海道産の夏イチゴ・すずあかねと長崎県産の梨・豊水、熊本県産のアールスメロンの組合せ)。1つ1つのフルーツの味がしっかりしていながら、それぞれの風味が絶妙なバランスで保たれています。
研究に研究を重ねて商品化につなげたという「スパークリングゼリー」は、暑い日におすすめ。炭酸ゼリーのシュワシュワ食感と柑橘(取材時は沖縄県産のシークワーサー)の酸味、涼しげなビジュアルで爽快感を引き立てます。
フルーツを多彩な味わいで楽しめる“新感覚デザート”も美味
取材時の「季節のフルーツデザート」は5種類。写真左から「紅茶ミルクセーキデザート」「季節のフルーツ濃厚チーズデザート」「季節のフルーツプディング」「季節のフルーツティラミス」「季節のフルーツヨーグルトデザート」各660円
写真は「季節のフルーツ濃厚チーズデザート」
味のバランスに気を配ったという「たらみ」商品開発者の思いが伝わる「季節のフルーツデザート」シリーズ。最大の魅力は、フレッシュフルーツのおいしさと濃厚な味わいのデザートのマリアージュです。フルーツとデザートそれぞれの層を味わったり、2つの層を混ぜ合わせて食べたりと、フルーツをさまざまな味わいで楽しめます。
1番人気は、卵黄だけで固めたトロフワ食感のプリンと酸味の利いたラズベリーソースの組合せ「季節のフルーツプディング」。プリンの隠し味にチーズを入れることで、コクのある味わいに仕上がっています。
「たらみ」本社がある長崎のご当地スイーツからヒントを得た「紅茶ミルクセーキデザート」はレアな商品。紅茶の華やかな香りと後口に残るほろ苦さがミルクセーキの甘さを引き立てる逸品で、紅茶の層の中には西洋梨の果肉が隠れています。
今後は、秋の味覚のイモなど、フルーツ以外の食材を使った「季節のフルーツデザート」も登場予定。お店のWebサイトやSNSでの告知にご注目を!